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J2第41節・16日 福岡に屈す

愛媛FC ホーム・ニンスタ涙の終幕

2020年12月17日(木)(愛媛新聞)

【愛媛FC―福岡】後半、敵陣に攻め込む愛媛FC・有田(手前左)=ニンスタ

【愛媛FC―福岡】後半、敵陣に攻め込む愛媛FC・有田(手前左)=ニンスタ

 明治安田J2リーグは16日、第41節の11試合を行った。愛媛FCは県総合運動公園ニンジニアスタジアムで福岡と対戦し、0-2で敗れ、ホーム最終戦を飾れなかった。通算成績は8勝10分け23敗(勝ち点34)で順位は21位のまま。

 

 徳島、福岡が2位以内を確保し、来季のJ1昇格を決めた。徳島は2014年、福岡は2016年以来の復帰となる。

 

 愛媛FCは前半の2失点を取り返せず、4連敗となった。

 

 首位の徳島は大宮を1―0で下し勝ち点84、2位福岡は同81とした。3位長崎は甲府と1―1で引き分けて同77にとどまり、昇格の可能性がなくなった。

 

 最終節は20日に行われ、愛媛FCは午後2時から長野県松本市のサンプロアルウィンで松本と対戦する。

 

 

 

【諦めぬ戦い 貫いた】

 

[オーレEFC] サポーターが今節に求めたものは二つ。「勝利」はかなわなかったが、「諦めずに戦う姿」は示すことができたはずだ。強敵に前半2点を奪われる圧倒的劣勢の中、イレブンは最後まで1点を取り返そうと走り続けた。無得点に終わったが、指揮官は「反省も後悔もない一戦」と胸を張った。

 

 約3年間指揮を執った川井監督のホームラスト戦。最終ラインからボールを握りながら相手を引き寄せ、空いたスペースを突く攻撃的なスタイルを序盤から色濃く示し、19分の失点まで2位相手に互角の戦いを見せた。

 

 しかし徐々に地力の差が浮かび上がる。止める、蹴るの技術、1対1の勝負強さなど「順位通りのクオリティーの差を認めざるを得なかった」(西岡輝)。

 

 それでも愛媛はスタイルを貫いた。最後まで全員がボールに関与しようと声を掛け合い、泥くさく球際を争った。終盤、前線に残り得点を狙った西岡輝は「結果が全て」と前置きしながら「情けでやっている選手は一人もいなかった。積み上げてきたものを自信を持ってやれた。未来につながるゲームだった」と振り返る。

 

 ボール支配率を高め、試合の主導権を握るスタイルを提示し続けた川井監督は試合後、目を赤くしながら「愛媛でどういうフットボールをするのか、というたたき台は示せた」と語った。

 

 この試合も敗れ、順位も下位のままだが、ひたむきなプレーはサポーターの心に訴えるものがあったはずだ。「いつかまた健太とやりたい」。試合後の横断幕が、それを物語っている。

 

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