県議会常任委
総務企画委
2020年12月9日(水)(愛媛新聞)
12月定例県議会は8日、常任委員会審査に入り、総務企画、環境保健福祉、農林水産の各委で新型コロナウイルス対策やアコヤガイの大量死問題などに関する質疑応答があった。9日は経済企業、建設、スポーツ文教警察の各委を開く。
【私立高4校の17棟が未耐震 4月現在】
<総務企画委>大政博文氏(志士)は私立学校の耐震化状況を取り上げた。理事者は2018年4月現在の耐震化率は棟数ベースで83・6%、全国41位だったとし、20年4月現在で私立高4校の17棟が未耐震と説明。耐震改築への国の補助は来年度予算案の概算要求で2年間延長の見通しが出ており、今後も補助制度を積極活用し早期耐震化に取り組むよう促すとした。
岡田志朗氏(自民)は、7月豪雨で被災したJR予讃線五十崎-喜多山間の災害復旧工事の支援内容を聞いた。理事者は、JR四国が鉄道軌道整備法の国庫補助を活用して行う事業で、県と沿線市町が自治体補助率上限の4分の1を負担すると説明。工事内容は崩壊した斜面約2800平方メートルののり枠補強などとした。