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発信!西条高校生記者

化学部 SSH活動をけん引

2020年12月6日(日)(愛媛新聞)

 

ユニークでレベルの高い実験に取り組む化学部員

ユニークでレベルの高い実験に取り組む化学部員

ユニークでレベルの高い実験に取り組む化学部員

ユニークでレベルの高い実験に取り組む化学部員

 西条高校は文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、2018年度から先進的な理数教育を推進している。SSH活動に率先して取り組んでいるのは化学部だ。

 

 化学部は1年生7人、2年生7人、3年生8人の22人で活動。課題研究はもちろん、中学生への出前授業にも取り組む。日本学生科学賞の「県知事賞」受賞や科学プレゼンテーションイベントで最優秀となるなど輝かしい功績を残している。

 

 今年はテーマごとに4班に分かれ、二つの班が「空気電池」の高性能化に取り組む。空気電池はマイナス電極に金属、プラス電極に空気中から取り込んだ酸素を使い、化学反応で発電する。

 

 電極にマグネシウム板を使う班は、性能を低下させる水酸化マグネシウムの析出をいかに抑えるかが課題だ。反応に使うEDTAという水溶液の濃度や水素イオン指数(pH)の最適値を見つけるための実験を重ねる。

 

 電池の内部構造に着目した班も高電圧・長寿命化を追求。他の班は、火星での植物栽培を目指し、特別な土壌や気圧で発芽条件を研究する。地元特産の鉱物「輝安鉱」の人工的生成に取り組む班もある。

 

 「化学部は同じ考えの人がいて居心地がいい」と1年白川琴梨さん(16)。2年谷﨑信也さん(16)は「試行錯誤を繰り返して成功した時に達成感を感じる」と満足そうだ。2年伊藤龍ノ介部長(17)は「研究活動のリーダーとして活躍できる人材に育っていきたい」と語る。顧問の大屋智和教諭(30)は「SSH活動を通して自信をつけてほしい。目標はアメリカの世界大会出場」と語った。

 

 

 

 

【目線】

 

【新聞・写真部】

 

 日々研究活動にいそしんでいる化学部。彼らのまなざしは、未来への夢と希望にあふれていた。彼らの研究は、私たちの未来に役立つに違いない。そのまなざしから確信している。(O、H、S)

 

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 タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動は愛顔(えがお)スポーツ応援アプリ(愛媛新聞ONLINEアプリ)で随時更新。

 

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