10日まで 午後5時半~11時
新型コロナ差別解消へ松山城ライトアップ
2020年12月4日(金)(愛媛新聞)

新型コロナに関する差別解消のキャンペーンで黄緑色にライトアップされた松山城天守=4日午後6時35分ごろ、松山市丸之内

新型コロナに関する差別解消のキャンペーンで黄緑色にライトアップされた松山城天守=4日午後6時35分ごろ、松山市丸之内
新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見の解消を目指す「STOP! コロナ差別~愛顔(えがお)を守ろうキャンペーン」(愛媛県など主催)の一環で松山城が4日夜、シトラスリボンプロジェクトのシンボルカラー・黄緑色にライトアップされた。10日まで午後5時半~11時に実施する。
キャンペーンは、感染者や医療従事者への偏見をなくそうと愛媛から全国へ広がっている同プロジェクトと連携し、10月にスタート。広く周知するため県が人権週間に県庁本館をライトアップするのに合わせ、松山市が松山城で行う。
市人権啓発課の田中学課長は「感染者の増加により、差別や偏見がますます危惧される。今後も機会あるごとに市民へ呼び掛けたい」と話した。
日没後、登城道を上って本丸広場を訪れた人たちは、黄緑色に浮かび上がる天守をスマートフォンで撮影するなどしていた。男子高校生は「ライトアップでアピールするのはいいと思う」と話していた。