愛媛新聞ONLINE

2021
122日()

新聞購読
新規登録
メニュー

テニス国際ジュニア

ITF公認の新設大会 愛媛で開幕 県勢4人予選2回戦へ

2020年12月1日(火)(愛媛新聞)

男子シングルス予選1回戦で勝利した新田高の薦田=県総合運動公園

男子シングルス予選1回戦で勝利した新田高の薦田=県総合運動公園

 国際テニス連盟(ITF)公認で、今年新設された「リポビタン国際ジュニア」予選が30日、県総合運動公園で始まった。男女各32人が出場してシングルス1回戦が行われ、県勢4人が2回戦進出を決めた。

 大会はヨネックス(東京)主催。同社と女子ジュニア育成に取り組んでいる元世界ランキング4位の伊達公子さんがゼネラルプロデューサーを務める。伊達さんは現役復帰した2008年に松山市でキャンプをするなど縁が深く、愛媛開催が実現した。

 ジュニア選手は各地のITF大会を転戦し、ランキングを上げることでシニアツアーへの道が開ける。国内では欧米に比べてポイントや実戦経験を積み重ねる機会が少ないことなどから、八つ目の国内ジュニア大会として創設された。

 愛媛勢は30日の予選1回戦に男女計7人が臨み、男子は中村元と薦田直哉、女子は浜田暖菜、近藤唯のいずれも新田高勢が勝ち進んだ。1日は2回戦と本戦出場を懸けた決勝を行い、各4人が本戦に進む。

 本戦(32人)は2日に始まり、決勝は6日の予定。大会は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、無観客で行われる。

 

【「いい経験」「貴重」 県勢選手】

 愛媛で新しく開かれたテニス国際ジュニア大会。新型コロナウイルスの影響で海外選手が出場を見送ったことなどから、30日に始まった予選には7人の県勢選手が出場し、成長につながる経験を積んだ。

 男子の薦田(新田高)は27日に行われた予選ワイルドカード大会を勝ち抜き、この日の1回戦に臨んだ。「課題にしていた攻めに出た分ミスもあったが、持ち味の粘りを発揮できた」とストレート勝ちを飾った。

 薦田は「いつもは対戦しない相手と戦え、いい経験になっている」と語り、あと2勝に迫った本戦出場へ意欲を燃やした。

 女子の近藤(新田高)は前日に予選出場が決まり「力の差があってもできることをやろうと思っていた」。試合は6―3、6―4で快勝。試合後は「3セットマッチをする機会はなかなかなく、貴重だった」と話した。

 新田高の谷原直史監督は「国際テニス連盟(ITF)公認の大会は存在を知っていても出場するような身近なものではなかった」と説明。ハイレベルな試合を体験や観戦することで「愛媛の高校テニスの目線が上がる」と大会の意義を指摘した。

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。