新型コロナ対策など焦点
県議会、あす12月1日から質問戦
2020年11月30日(月)(愛媛新聞)
12月定例県議会は12月1日から質問戦に入る。6会派と無会派の計12人が一般質問に登壇し、新型コロナウイルス感染症対策や使用済み核燃料を一時保管する四国電力伊方原発の乾式貯蔵施設の新設計画などについて理事者をただす。
自民党は3期目の任期を折り返す中村時広知事の公約実現の状況や中小企業への経営支援策を聞く。
志士の会は保健所の体制強化や岡山理科大獣医学部開学による地域活性化の進展を取り上げる。
愛媛維新の会は伊方2号機の廃止措置計画に関する事前協議、ひとり親家庭への支援を質問する。
えひめリベラルの会は新型コロナ感染者に対する差別や中傷対策、デジタル技術の活用をテーマにする。
公明党は就職氷河期世代や内定率が低下している新卒者への支援、河川流域の治水対策を訴える。
ネットワーク市民の窓は新型コロナで影響を受ける女性の解雇や自殺問題、乾式貯蔵施設に触れる。
無会派は新型コロナを踏まえた組織の危機管理体制や情報発信、医療情報共有の在り方を問う。
その他の主な質問項目は次の通り。
事業継承の取り組み▽鳥インフルエンザへの対応▽原子力防災訓練の評価▽県産材を活用した林業活性化▽難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者への支援―など。