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子どもや女性 どう支援

松山で宇佐美まことさんら講演

2020年11月29日(日)(愛媛新聞)

子どもや女性に必要な支援などに関し、意見を交わす宇佐美まことさん(左)と射場和子さん=28日午後、松山市三番町6丁目

子どもや女性に必要な支援などに関し、意見を交わす宇佐美まことさん(左)と射場和子さん=28日午後、松山市三番町6丁目

 児童虐待がテーマの柱となっている小説「展望塔のラプンツェル」から子どもや女性の支援を考える講演会が28日、愛媛県松山市三番町6丁目のコムズであり、約70人が一人一人のできることについて思いを巡らせた。

 県女性保護対策協議会が主催。松山市在住で同小説作者の宇佐美まことさん、弁護士の射場和子さんがトークセッションを行った。

 宇佐美さんは「展望塔―」を書く際に、川崎市で2015年に起きた中学1年男子の殺人事件が頭にあったと明かし「どう育ち、なぜ加害者グループと関わるようになったか、大人はどう接したかと想像力を働かせ、13歳の子が命を落とす前に救う手だてがなかったかどうかについて考えた」と振り返った。

 作中の登場人物の関係性を例に「『自分のことを誰かが見てくれている』と子どもが思えれば力になる」と指摘。「いってらっしゃい」といった声掛けや目配りが大切と強調し「新型コロナウイルス禍では助け合いや精神的な支えが必要。つながりを大事にする世の中になれば」と願った。

 射場さんは「虐待やDVで守るべきものは人間の基本的尊厳。子ども、高齢者、障害者、女性、男性、LGBTのすべてが、この世に生を受けた大切な存在で、どう育むかが大事だ」と訴えた。

    真相追求 みんなの特報班

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