7医療施設配備方針
今治市 PCR検査機器に補助 補正予算案700万円計上
2020年11月27日(金)(愛媛新聞)
今治市は26日、12月定例議会に提出する一般会計補正予算1億3988万円(累計939億8829万円、前年度同期比22・8%増)など15議案を発表した。新型コロナウイルス感染症対策として、発熱患者を受け入れる2次救急医療機関7施設にPCR簡易検査機器を配備するため、購入費補助700万円を盛り込んだ。市によると、補助制度の創設は県内市町で初。
補助金は市医師会に交付し、各施設に検査機器を2台ずつ設置する予定。救急当番の際、当直医の判断で活用する。市の説明では、1台当たり約1時間で1人の判定ができるという。
島しょ部に住む妊婦と乳児の健診で、通院にかかる交通費助成事業に40万円を充てる。条件を満たせば、瀬戸内しまなみ海道の通行料やフェリーの運賃が往復無料となる場合がある。対象は大島、伯方島、大三島と関前諸島の居住者約60人を見込む。今回補正では2021年1~3月を期間としている。
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