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新規は26人 中学でクラスター

新型コロナ感染、県内1週間100人超 無症状は自宅療養も

2020年11月24日(火)(愛媛新聞)

 

 

 

 

 県は23日、新たに松山市と住所地非公表の計26人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染確認が3日連続で過去最多を更新。17日以降の1週間で新規感染が100人を超え、県内感染者は234人となった。重症者1人が回復したが、新たに1人が重症化し、重症者は2人。新たに同市の雄新中学校と複合介護施設でクラスター(感染者集団)が発生。県庁で臨時会見した中村時広知事は、急激な感染拡大に伴い中予圏域の受け入れ病床が逼迫(ひっぱく)しているため、入院調整は中予以外の病床も活用し、重症者や高リスク者を優先する新方針を示した。医師の判断による無症状者の自宅療養も開始した。

 中村知事は感染の急拡大は想定外だったと語り「重症者の命を守ることを優先する」と説明。東南予の指定医療機関も含めた入院調整を行うほか、医師が入院不要と判断した無症状や軽症者は入院先から宿泊療養施設に移ってもらう。可能な人は自宅療養で経過観察するとし、23日午後1時現在で39人が対象となっている。自宅療養でも保健所などがケアを続け、症状があれば速やかに入院できる態勢を取る。現在80室ある宿泊療養施設の拡充も検討中と明らかにした。

 22日に感染を確認した26人の内訳は既存事例の関係者が24人、新規事例が2件2人で共に松山市。

 学校関連で初のクラスターとなった雄新中では新たに生徒8人の陽性が判明した。校内の陽性者は15人で、感染した生徒13人中9人が同じクラス。同校は生徒・教職員とも自宅待機中で、24日以降も安全が確認できるまで臨時休校する。

 県教育委員会は23日、家庭内の感染予防や学校外での生活の在り方について注意喚起するよう県立学校長宛てに通知を出した。

 松山市の複合介護施設2階の短期入所生活介護(ショートステイ)施設で新たに利用者8人、職員5人が陽性となり、感染者は計17人に。県が防護服などの衛生資材を提供したほか、感染制御の専門家を入れて他フロアに感染が拡大した可能性の有無を調べる。

 クラスターが発生した同市の飲食店2軒でも新たな感染者が確認された。スナック「会員制 真野」では利用者2人、「ラウンジ おおた」は陽性者の濃厚接触者1人が二次感染していた。市保健所には両店の関係で23日までに30件の相談が寄せられた。

 新規の1人は40代の女性会社員で濃厚接触者は家族3人と職場2人。もう1人は50代の男性会社員で濃厚接触者は家族3人。

 市保健所の業務増大を受け、中村知事は市役所を挙げて現場を支えるよう要望。野志克仁市長は「医療態勢を維持するには何としても感染拡大の波を止めねばならない」と語った。

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