コロナ禍5選手欠員
難しい試合 勝利へ一丸 愛媛FC きょう21日 群馬戦
2020年11月21日(土)(愛媛新聞)
愛媛FCは21日午後2時から、県総合運動公園ニンジニアスタジアムで群馬と対戦する。選手1人に新型コロナウイルス陽性者が出て1週間。濃厚接触者を含め5選手を欠いての難しい試合になるが、川井監督は「選手が代わっても、目指すスタイルを前面に出すことにこだわる」と一丸で戦うことを誓う。
前節の甲府戦は、試合前日夜に新型コロナの陽性が判明した影響で、当日に中止となった。1試合未消化で通算成績は6勝9分け18敗(勝ち点27)の21位。
陽性者を除く全員の陰性が確認されたチームは17日に活動を再開し、完全非公開で調整を行った。選手の様子について、川井監督は「最初は動揺もあったと思うが、切り替えて練習に取り組んでくれた。雰囲気はいいし熱量もある」と語る。
アウェー4連戦を1勝2分け1敗で乗り切り、前線の連係などで復調の兆しを見せていたイレブン。前野は「内容が上向いてきている。群馬にしっかりぶつけたいし(出られない)5人のためにも結果を出して勇気づけたい」と意気込む。
群馬の通算成績は9勝3分け22敗(勝ち点30)の20位で、勝てば順位が入れ替わる可能性が高い。得点力のあるFW大前らには警戒が必要だが、川井監督は「われわれ自身のことに集中して臨む。残り9試合でいいプレーをしたい」と語った。