大森研一監督(砥部出身)脚本
福祉・介護職 魅力を発信 県社協が短編ムービー制作
2020年11月13日(金)(愛媛新聞)

福祉・介護の仕事の魅力を伝えるショートムービーの一場面(県社会福祉協議会提供)

福祉・介護の仕事の魅力を伝えるショートムービーの一場面(県社会福祉協議会提供)
福祉・介護職の魅力ややりがいを伝えようと、県と県社会福祉協議会が制作したショートムービーの完成試写会が12日、松山市道後町2丁目の県民文化会館であった。13日昼ごろから動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、若い世代を対象に将来の介護人材確保につなげる。
県の「福祉・介護の仕事魅力発信事業」の一環。砥部町出身の大森研一監督が脚本などを手掛け、愛媛出身の3人で結成して8月にデビューしたガールズバンド「きみとバンド」がメインキャストを演じた。
県の2018年時点の試算では、県内の介護人材は25年に約3千人不足する見込み。県社協は「よくないイメージを持たれがちな介護の仕事の魅力を発信することで、若い世代に関心を持ってもらいたい」としている。ショートムービーは県社協のホームページなどから視聴できる。