6日発表
来県男性 コロナ陽性 ミカン収穫バイト前検査
2020年11月7日(土)(愛媛新聞)
県は6日、来県した千葉県の40代の男性が新型コロナウイルスに感染しているのを確認したと発表した。JAにしうわ(八幡浜市)管内でかんきつの収穫などに携わるミカンアルバイターとして働く予定で2日に愛媛に入り、産地入り前のPCR検査で判明した。男性は1人で行動しており、愛媛での濃厚接触者は確認されていない。県内の感染確認は10月15日以来で、計117人となった。
県によると、男性は自家用車で来県した。同JA管外の複数市で宿泊し、JAが義務付けた自主的な検査のため、5日に医療機関で検体を採取。6日に県外の民間検査機関で陽性が確認され、保健所に報告があった。同日、県内の指定医療機関に入院した。
男性は無症状で、食事などでの外出を除き宿泊施設に滞在していたほか、マスクを着けて行動していた。6日に県庁で臨時会見した中村時広知事は「県内での感染拡大の可能性は低い」との見方を示した。来県前の行動歴などは今後、聞き取る予定だが、県は県外で感染した可能性が高いとみている。
※新型コロナウイルス関連情報はこちら