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高校駅伝県予選・男子

宇和島東 県高校記録で頂点奪還 5年ぶり

2020年11月2日(月)(愛媛新聞)

【男子】区間新の力走で2区・岡野(右)にたすきをつなぐ宇和島東の1区・梅崎=西条ひうち陸上競技場

【男子】区間新の力走で2区・岡野(右)にたすきをつなぐ宇和島東の1区・梅崎=西条ひうち陸上競技場

 第71回男子、第32回女子全国高校駅伝県予選は1日、西条ひうち陸上競技場の特設コース(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)であり、男子は宇和島東が2時間7分15秒の県高校最高記録で5年ぶり7度目の頂点に立った。女子は八幡浜が終始安定した走りで、1位を守り抜いた。

 スタート時の気温は19度、湿度59%。男子は宇和島東が1区で首位に立つと、最後までトップを譲らなかった。優勝した宇和島東と八幡浜は全国大会(12月20日・京都市)に出場する。

 

 【レース経過】序盤に流れをつかんだ宇和島東が、県高校最高記録で頂点に返り咲いた。1区梅崎が区間新の快走でトップに立つと、3区宮岡も区間新をマークし優位に立った。終始1分以上のリードを守り、最後は五島が区間賞の力走で逃げ切った。

 新居浜東は5、6区で差を縮め、アンカー棚野が順位を一つ上げ2位に入った。松山商は区間新を出した4区亀岡の力走で勢いづき3位。4位今治北は1区矢原が区間2位の走りで流れをつくった。

 

【宇和島東 先行逃げ切り 奏功】

 県内屈指の長距離ランナー2人を擁する宇和島東が先行逃げ切りのレースで、5年ぶりに都大路への切符を手中に収めた。

 チームを引っ張ったのは1区梅崎だった。スタートの号砲とともに集団の先頭に立つと、そのまま競技場を飛び出した。3キロ地点の坂で前へ出ると、独走状態に。「後半の粘りが自分の強み」と力走を続け、前年大会で更新された区間記録を5秒上回ってみせた。

 レース後、同区間を走ったライバルから「どんどん背中が小さくなった」「差が詰まらなかった」と称賛された梅崎。圧巻の走りに「自分の仕事をした結果」とうなずいた。

 二枚看板のもう1人、3区宮岡も区間新の快走で、2位との差をさらに30秒以上広げるなど勝利に貢献した。

 新型コロナウイルス禍でチーム練習ができない期間、トレーニングは各自に任せられていた。岩川監督は「こつこつ自主練習を重ね、地力がついて一回りたくましくなった」と、宮岡の成長を認める。その成果は10月の全国高校大会5000メートルで5位入賞という形で表れた。宮岡自身も「自信がついたし、チームの士気も高められた」と、逆境をばねに進化した姿を駅伝でも披露した。

 県予選では2年連続で2位と、あと一歩で涙をのんでいた宇和島東。主将の上甲は「1、2年では悔しい結果を経験し、今年はインターハイもなくなり落胆していた」と明かす。それだけに、最終学年で手にした全国行きに「強豪に食らいついて上位を目指す」と意気軒高だ。梅崎も「ハイペースのレース展開についていけるよう準備したい」と気を引き締めた。

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