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全国高校バスケ県予選

男子・新田2年ぶりV 女子・新居浜商13度目

2020年11月2日(月)(愛媛新聞)

【新田―松山工】第3クオーター、シュートを狙う新田・平(右)=コミセン

【新田―松山工】第3クオーター、シュートを狙う新田・平(右)=コミセン

 バスケットボールの全国高校選手権県予選は1日、松山市総合コミュニティセンターで男子の決勝と女子の代表校決定戦を行った。男子は新田が109―81で松山工に勝利し、2年ぶり37度目の優勝を果たした。女子は新居浜商が78―63で済美を破り、3年ぶり13度目の全国大会(ウインターカップ)出場を決めた。

 

 男子の新田と女子の新居浜商、聖カタリナ学園(四国ブロック代表)が12月23日から東京都で開催予定の全国大会に出場する。

 

 聖カタリナ学園―新居浜商の決勝戦は7日に県総合運動公園体育館で行われる。

 

 

 

【新田2年ぶりV奪還 男子】

 

 【評】序盤から攻守で圧倒した新田が2年ぶりの頂点に立った。

 

 新田は力強いリバウンドが光った平を中心に主導権を握り、岡田や水本のシュートなどで前半を52―27で折り返した。後半は松山工が越智隼、柳井を軸とする速攻や3点シュートで追い上げを図ったが、新田も正岡や井上らが得点を挙げ、リードを守った。

 

 

 

【速さとパワーで圧倒】

 

 6年連続で同一カードとなった男子決勝は、層の厚さと自慢のスピードを見せた新田が2年ぶりに制した。1年前に同じコートで悔し涙を流した主将の正岡は「新型コロナウイルスで試合がない中、遠征などで経験を積む機会をつくってもらった。周囲への感謝の気持ちを感じながら、一番まとまりのある試合ができた」と白い歯をのぞかせた。

 

 前半だけで25点もリードを広げた原動力は、内角でパワープレーを仕掛けた平だ。自身よりも高さがある選手とのマッチアップになったが、全身を使ったプレーでリバウンドを取り切った。スチールからの速攻や3点シュート、ドライブからのシュートなど器用なプレーも見せ、内外角で存在感を示した。

 

 平はなかなかレギュラーになれずに苦しんだ選手。3年生になり、ようやくコート内に定位置をつかんだところにコロナ禍が襲った。「気持ちが切れそうだったが、チームメートと話し合い、先に夏に引退した仲間のためにやろうと決めた」。チームトップの28得点は、初めて主軸で臨んだ決勝への思いの強さが下支えした結果だった。

 

 1年時から主軸だった正岡もまた、今年の思いは特別だった。この日はベンチ入りした全員がプレー時間を得たことを挙げ、「先に引退したメンバーからも連絡をもらい、久しぶりの試合でも力が出せた。全員で戦えたことが今後の自信になる」と語る。昨年の全国高校総体以来となる全国の舞台へ、「新田のような(動きの速い)バスケをやるチームはほかにない。その魅力を体現しながら、(準決勝以降の)メインコートで戦いたい」と力を込めた。

 

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