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高齢者 足腰の弱り原因

外出自粛 心疾患リスク 済生会松山病院・渡辺循環器センター長

2020年10月30日(金)(愛媛新聞)

心疾患の予防へ適度な運動や通院の継続を呼びかける渡辺浩毅センター長=10月上旬、松山市山西町

心疾患の予防へ適度な運動や通院の継続を呼びかける渡辺浩毅センター長=10月上旬、松山市山西町

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が高齢者らの心肺機能を低下させる恐れがあるとして、済生会松山病院(松山市山西町)の渡辺浩毅・循環器センター長が注意を促している。足腰の弱りや通院の減少が原因になり「急に元通りに動いたり風邪をひいたりすると、一気に心不全などにつながるケースがある」と指摘。心疾患が増える冬場を前に、日々の適度な運動や受診・服薬継続の重要性を訴える。

 

 渡辺センター長によると、同病院では新型コロナの感染拡大に伴い、高齢患者が散歩や運動を減らしたり、病院を敬遠して服薬を中断したりするケースが見られた。県内の感染状況が落ち着いた現在も通院を控える患者がいるという。

 ある80代の女性患者は外出自粛で歩く機会が減り、トイレへ行くのにも息を切らすようになったため、2週間ほどの入院とリハビリが必要になった。足腰が弱ると心臓に血液を戻す力が弱くなり、心肺機能の低下につながる。医師との面談や服薬が途絶えると、体調管理が難しくなり症状が悪化する恐れもある。「1カ月動かなければ戻すのに3カ月はかかる。元が元気な人でも足腰が弱れば影響は出てくる」と説明する。

 心疾患による緊急入院は例年、春先の年度替わり時期や気温が下がる10~2月ごろに増加し、夏場は減少傾向という。しかし、渡辺センター長が同病院で5~8月に緊急入院した心不全、心筋梗塞、狭心症の患者数を集計したところ、今年は5、6月が前年より少ない20人前後で、7月が27人と増加。8月は23人に減少したものの、昨年の14人を大きく上回っていた。

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