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2020
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第29回愛媛農林水産賞 受賞者紹介

奨励賞 県漁協うわうみ支所 蒋淵青年漁業者協議会(松山市)

2020年10月28日(水)(愛媛新聞)

アオリイカの産卵場造成などに取り組む県漁協うわうみ支所蒋淵青年漁業者協議会のメンバー

アオリイカの産卵場造成などに取り組む県漁協うわうみ支所蒋淵青年漁業者協議会のメンバー

【所得向上 アイデア模索】

 松山市の県漁協に所属し、宇和島市の蒋淵地域で活動する。担い手不足が深刻化する漁業。平均年齢33歳の若手漁業者9人がアイデアを出し合い、漁業所得向上に向けた事業に取り組み、活性化へのチャレンジを続けている。

 2012~14年には、タイなどを育てるいけすの掃除を目的に一緒に飼われていたカワハギの単独養殖や販売試験を実施。従来、マダイの出荷時に合わせて水揚げする際にはほとんど生き残っていなかったが、販売単価が高いことから商品として育てられないかを試みた。天然の種苗を採ったり市場やホテルに持ち込んで価格や卸値を調べたりし、課題の把握やノウハウづくりに努めた。

 本年度からはアオリイカの研究を開始。市場価格は高いものの年々漁獲量が減少しているため、産卵場作りを進めている。「浜の磯焼けがひどく、藻場や海藻など産み付ける場所がないのだろうと考えた」と池添達也会長(34)ら。6月に地域の不要な枝を伐採して海に沈めたところ、2、3週間で卵を確認した。17年からは藻場の再生にも取り組み、海藻を食べるガンガゼウニを駆除して釣り餌用に販売するなどしている。

 浜の清掃や、赤潮発生時にいち早く調査に協力するなど、力を合わせて蒋淵の海を守る。「新型コロナウイルスの影響で出荷量や魚価も下がり困難な状況だが、若い力で何とかしていきたい」と見据えている。

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