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秋季四国高校野球

第1日 1回戦【松山城南 0-5 高知中央】松山城南、快音響かず 10三振 高知中央に屈す 

2020年10月25日(日)(愛媛新聞)

【松山城南―高知中央】5回表松山城南2死、セカンドゴロに倒れる正木=春野球場

【松山城南―高知中央】5回表松山城南2死、セカンドゴロに倒れる正木=春野球場

 【評】松山城南の完敗。130キロ台半ばの直球と切れのいいスライダーの組み立てで攻める相手投手に対し、打線が沈黙した。六回2死から連続四球で一、二塁の好機を得たが後が続かず。九回2死三塁では与古田が左飛に倒れ、一矢報いることができなかった。計10三振を喫した。

 先発照屋は四回の3失点は痛かったが、130キロ前後の直球に伸びがあり、試合を通じて粘り強い投球を見せた。ライト正木の好プレーも光った。

 

◆力がついていない◆

 【松山城南・阿保暢彦監督の話】 実力不足。勝つ難しさ、1点を取る難しさを選手は感じたと思う。1年生が多く、振る力や走る力などまだまだついていない。冬場にじっくりと体づくりをして、また戻ってきたい。

 

◆バッテリーに感謝◆

 【高知中央・重兼知之監督の話】 松山城南は中山、与古田の両選手がしっかりしたスイングをしてくるので、前に不用意なランナーを出したくなかった。バッテリーが打線をよく研究し、抑えてくれたことに尽きる。

 

◆投打とも課題発見◆

 【松山城南・照屋投手】(完投も5失点)「大切にしている立ち上がりに制球が定まらず、先制された。四回にカーブを打たれた場面は、ボール球にして打者の反応を見ることができていれば。投打とも課題が見つかった」

 

【四国レベルの壁厚く 松山城南】

 デビュー戦は苦い結果に終わった。初出場の松山城南は高知3位の高知中央に力負け。四国レベルの壁の厚さを思い知らされた。

 打線は六回2死で国場が四球を選ぶまで、一人も走者を出せず。ノーヒットノーランも予感させる展開で、Hランプが初めてともったのは八回2死からだった。

 無安打1三振に終わった4番与古田は「相手投手は直球も変化球もストライクが取れ、狙いを絞ることができなかった」。ほかの打者も同様で、快音を響かせられなかった。

 先発の照屋は力投。だが四回の攻防で相手の打力が上回った。前のイニングは全11球を直球一本で押し、三者凡退に打ち取った。ストレート攻めは四回も続き、1死一、二塁のピンチを背負った場面で、7番打者の初球にカーブを選択。球速差約30キロの緩急を利かせた配球だったが、打者は体勢を崩すことなく振り抜き、打球はセンターの頭上を越えた。

 県大会で第1シードを破って始まった松山城南の躍進は、これでひとまず終了。白石主将は「四国大会は緊張感が違った」と振り返ったが「それも勝ち進んで経験できたからこそ」とも。チームにとって実りの秋か、種まきの秋か。冬の取り組みで答えは変わる。

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