17日
地域ぐるみでの活動推進へ学び 松山で愛護班研究会
2020年10月24日(土)(愛媛新聞)

県内の愛護班関係者が地域ぐるみの育成活動へ学びを深めた研究大会

県内の愛護班関係者が地域ぐるみの育成活動へ学びを深めた研究大会
子どもたちを地域で見守り育てる愛護班活動の関係者が集う「県愛護班研究大会」がこのほど、松山市上野町の県生涯学習センターであり、地域ぐるみの活動推進へ学びを深めた。
県内18の愛護班連絡協議会や教育関係者ら約60人が参加して17日に開催。愛媛CATV(松山市)でスマートフォン講師を務める浅野正人さんが未成年のスマホやIT機器との付き合い方、閲覧対象を制限するフィルタリングの必要性などをテーマに講演した。
浅野さんは子どもの娯楽について「本やゲーム、スマホなどの分類で考えるのではなくコンテンツ(中身)が大事」と説明。ITリテラシーを身に付けてもらうには一定の使用が必要とし、自身の家庭でも、子どもが安全にIT機器と付き合うための約束を定めた「契約書」を交わしていると紹介した。学習や生活に役立つアプリなどの利用もアドバイスした。
四国中央市川之江小学校区の井地愛護班と松前町の岡田校区愛護部連絡協議会が年間の取り組みや活動への思いを発表したほか、優良な活動を実施する愛護班や少年団などの表彰もあった。