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2020
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山瀬理恵子 アス飯コラム&レシピ紹介

⑮愛媛甘とろ豚の発酵スパイス煮 重要なビタミン豊富に

2020年10月24日(土)(愛媛新聞)

 

 アスリートに必要な栄養素を身近な食材でバランスよく取り入れる「アス飯」。提唱者の料理研究家、山瀬理恵子さんが毎月1回、愛媛の農林水産物の産地を訪ね、旬の献立を考案します。15回目は愛媛甘とろ豚をアレンジ。

 

 「36度の口溶け」と魅惑的な言葉で評されるほど肉質が滑らかで、甘み、うま味、脂身のおいしさの三拍子そろったジューシーな柔らかさが話題の愛媛甘とろ豚。生産量日本一を誇る愛媛県産の裸麦を食べさせて育て、生活習慣病のリスク低減効果が期待されるオメガ9系脂肪酸のオレイン酸がふんだんに含まれた良質のブランド豚です。

 豚肉のビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるアスリートの重要栄養素。激しい運動によって生み出される過酸化脂質の除去に重要な抗酸化酵素と共に働くビタミンB2も豊富で、脂質をエネルギーに変えたり、脳と肝臓の働きにも関与したりとスポーツシーンに欠かせません。ニンニクのアリシンを活用すれば、ビタミンB1の吸収率がアップし、カレー粉やショウガと共に血液循環を促します。

 人間の腸は免疫細胞の約70%が集結する体内最大の免疫器官で、「第二の脳」とも呼ばれる独自の神経ネットワークを持ちます。腸の健康維持には、甘酒や麦みそなどの伝統発酵食品と食物繊維たっぷりの野菜やきのこ類の積極的な摂取が鍵。腸内環境をしっかり整えていきましょう。

 

 【材料】(2人分)

 愛媛甘とろ豚150グラム▽ニンジン1/3本▽キャベツ、もやし各100グラム▽ピーマン、シイタケ各2、3個▽すりおろしショウガ、ニンニク各大さじ1▽オリーブ油適量▽特製合わせだれ(麦みそ、米こうじ甘酒各大さじ5▽みりん、料理酒各大さじ2▽カレー粉小さじ1)

 

 【レシピ】

 ①特製合わせだれを火にかけ、沸騰したら火を止める。粗熱がとれるまで冷ましておく。

 ②大きめのバットに一口大に切った肉とシイタケとキャベツ、ニンジンの短冊切り、縦1センチ幅に切ったピーマン、もやし、すりおろしたショウガとニンニクを入れ、①を混ぜ合わせて30分置く。

 ③大きめの鍋にオリーブ油をひき、②を入れ、肉の色が変わるまでさっと炒める。ふたをして7、8分蒸し煮する。アレンジでチーズをのせると子ども受けが良い。

 

【ハーフタイム】

 愛媛に生活拠点を移してはや1年半。昨年8月にスタートしたアス飯は、愛媛新聞の朝刊とウェブサイト、愛媛CATVの番組が連動し、県内20市町の人と食材を訪ね、アスリートに適したバランスの良い料理を一緒に作り上げていく合同企画です。

 台本は一切なく、ぶっつけ本番のため毎度ハプニングが続出します。加えて私は不器用なタイプで、同時にいくつもの作業が必要なカメラの前では常に混乱。突拍子もないせりふを連発してしまいますが、どんな失敗も笑い飛ばし、全て面白さに変えてくれる最高のスタッフに囲まれ、感無量の一言です。既に家族と同じくらい大切な存在に。

 生産者との一期一会、人間味あふれる数々のドラマを見させてもらったおかげですっかり愛媛の人と食材のとりこ。とびっきりの幸せをいただいた分、さらなる恩返しをしていきたい。

 

【やませ・りえこ】

 アスリートのための「アス飯」を考案する料理研究家。夫は愛媛FCの山瀬功治さん。松山市在住。

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