生涯スポーツ特集in愛媛
「年齢を問わず楽しめる」 アーチェリー 本宮真佐美さん (52)
2020年10月22日(木)(愛媛新聞ONLINE)


普段は子どもたちに教えていて、なかなか大会に出られる機会がないんです。久々の大会で少し緊張したけど、子どもたちに勝ててよかった。
県選手権大会を終えた、今治ジュニアアーチェリークラブ代表の本宮真佐美さん(52)=今治市=が、満面の笑顔を見せる。約2年前からクラブの代表となり、小学生と中学生にアーチェリーを指導している。
アーチェリーとの出合いは40代になってから。小学生だった娘二人がアーチェリーを習い始めたことがきっかけとなり、その魅力に引き込まれた。「奥深い競技であり、的に当たった時の感覚が忘れられなくなる」。
同クラブ出身の選手がインターハイで入賞したり、大学で活躍したりする姿を見ると、指導者としてのやりがいを感じる。と、同時に選手としても「年齢を問わず楽しめる競技。年を取っても、世代ごとに目標を持って大会に参加できる。楽しいですよ」と目を輝かせていた。