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新人に2372票差

愛南町長に清水氏4選

2020年10月19日(月)(愛媛新聞)

愛南町長選で4選を決め、万歳する清水雅文氏(左から4人目)=18日午後10時ごろ、同町御荘平城

愛南町長選で4選を決め、万歳する清水雅文氏(左から4人目)=18日午後10時ごろ、同町御荘平城

清水雅文(しみず・まさふみ)氏

清水雅文(しみず・まさふみ)氏

愛南町長選で4選を決め、万歳する清水雅文氏(左から4人目)=18日午後10時ごろ、同町御荘平城

愛南町長選で4選を決め、万歳する清水雅文氏(左から4人目)=18日午後10時ごろ、同町御荘平城

清水雅文(しみず・まさふみ)氏

清水雅文(しみず・まさふみ)氏

 任期満了に伴う愛媛県愛南町長選は18日投開票され、現職の清水雅文氏(70)=無所属、越田=が8254票を獲得して4選を決め、新人で前町議の金繁典子氏(57)=同、緑乙=を2372票差で退けた。町長の4選は2004年の愛南町発足以来初めて。18日現在、愛媛の現職首長の中では最多の連続当選となる。

 投票率は77.77%で、今回同様に現職と新人の一騎打ちだった08年の町長選よりも6.73ポイント低かった。

 一本松、城辺、御荘、西海4町と内海村の合併後5度目の町長選で、選挙戦となったのは12年ぶり。人口減少や雇用創出に課題を抱える中、町政の継続か変化かが問われた。

 清水氏は3期12年の実績や国、県との連携の強さを強調し、高速道路の早期延伸の実現を前面に訴えた。業界団体や町議11人の支援を受け、組織力を生かして町内を回り、地盤の固さを見せつけた。

 金繁氏は町議1期目の任期途中で出馬。情報公開と住民参画のまちづくり推進を掲げ、地区ごとの集会を重ねながら草の根の支持拡大を図ったが、現職の厚い壁に阻まれた。

 当日有権者数は1万8293人(男8528人、女9765人)。投票総数は1万4227票で、有効1万4136票、無効91票だった。

 

【清水雅文(しみず・まさふみ)】南宇和高卒。2003年から旧西海町議を1期、愛南町議を連続2期務め、08年に愛南町長初当選。12、16年と無投票で再選。70歳。愛南町出身。越田。

 

◆あと4年 恩返しを◆

 【清水雅文氏の話】押し上げてくれた全ての人に感謝している。事務所を開いて約100日、応援してくれる人たちと顔を合わせるたびに、強い気持ちがわき上がった。あと4年、16年間やることになるが、皆さんのために働かせてほしい。恩返しさせてほしい。

 

[解説]

【町政の安定選択 課題解決問われる力】

 12年ぶりの選挙戦となった18日投開票の愛南町長選は、現職の清水雅文氏(70)が前町議の新人金繁典子氏(57)の挑戦を退け、4選を果たした。有権者が3期12年にわたる清水氏の手堅さを評価し、町政の安定を選択したといえる。

 2008年町長選で、清水氏が現職を僅差で破って就任した当初、町議会との関係は良好とはいえず、町提出の議案が否決されることもあった。3期を地道な行政運営で乗り切り、足場を固めてきた。今回の選挙では議会定数の3分の2を超す11人が支援に回るほどの盤石さをみせた。

 告示前から各地区の区長らとともに、有権者に向けて国や県との連携の強さをアピール。新型コロナウイルスの状況に鑑みて大規模集会を控える一方、後援会女性部が公約パンフレットを配って活発に町内を回るなど、新人候補を意識した運動を絡めながら組織票を固めきった。

 金繁氏は草の根の支持拡大を狙い、独自の奨学金創設など掲げ、開かれた町政への変化を訴えた。保守層の現職批判票に加え、女性や若者層の支持を懸命に掘り起こしたが、届かなかった。

 3期の清水町政が堅実といえども、多選への違和感は少なからずくすぶっている。人口減少や雇用縮小といった町の課題が町民に見え、閉塞(へいそく)感につながっているからだ。今回の町長選で新人の得票率が4割を超えたという結果からもうかがえる。

 4期目は町内の多様な意見に耳を傾ける力量がこれまで以上に問われる。農家の所得向上のためのかんきつ加工場の新設、宿泊施設ホテルサンパールの建て替え、清水氏自らが「白紙」とした図書館建設問題など目前の課題に取り組むために、幅広い納得を得ていく手腕が求められる。

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