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豪雨・暴風 警戒強まる

台風10号に備え 野村・鹿野川両ダム事前放流

2020年9月5日(土)(愛媛新聞)

 特別警報級に発達する見通しの台風10号に備え、国土交通省大洲河川国道事務所や肱川流域の市町など15機関は4日、オンラインで「危機感共有会議」を開いた。万全な態勢の構築に向け、各機関の今後の対応と詳細な気象情報を確認した。野村、鹿野川両ダムは4日午後1時から洪水警戒態勢に入り、事前放流などで空き容量を確保している。

 

 肱川流域では、災害の予測から警報発表、災害発生など段階に応じて関係機関の行動を示した「緊急対応タイムライン(防災行動計画、TL)」を事前に策定。台風9号の接近に備えて8月31日にTLを始動させ、連携と情報共有を図るためオンライン会議を随時開催している。

 

 4日は松山地方気象台の担当者が最新の台風予測を紹介。九州の西側を通るとしても非常に大きな勢力を伴う台風のため、暴風や高波に厳重な警戒が必要と呼び掛けた。

 

 肱川ダム統合管理事務所は、72時間先の降雨予測に基づく野村、鹿野川両ダムへの流入量の見込みを示した。両ダムでは7日昼すぎから同夕方ごろに流入量のピークを迎えるが、流入量が一定基準を上回った場合に放流量を抑制する防災操作(洪水調節)を実施するほどの流入量には達しない見込みとした。ただ、台風の規模や今後より精度の高い降雨予測が出ることを踏まえ、4日午後から事前放流などで両ダムの空き容量を確保していることを報告した。

 

 大洲市と西予市は、週末の対応について説明。両市とも住民に防災行政無線などで警戒を呼び掛けているほか、農業、漁業関係者らへの警戒連絡、避難所開設の準備を実施しているとした。

 

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