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103の関係機関6000人

県総合防災訓練 伊予市で複合災害想定

2020年8月29日(土)(愛媛新聞)

土砂で倒壊した家屋で生き埋め者の救出に当たる自衛隊員と消防隊員=29日午前、伊予市双海町高岸

土砂で倒壊した家屋で生き埋め者の救出に当たる自衛隊員と消防隊員=29日午前、伊予市双海町高岸

倒壊家屋から救出した負傷者を搬送する消防隊員とDMAT=29日午前、伊予市双海町高岸

倒壊家屋から救出した負傷者を搬送する消防隊員とDMAT=29日午前、伊予市双海町高岸

土砂で倒壊した家屋で生き埋め者の救出に当たる自衛隊員と消防隊員=29日午前、伊予市双海町高岸

土砂で倒壊した家屋で生き埋め者の救出に当たる自衛隊員と消防隊員=29日午前、伊予市双海町高岸

倒壊家屋から救出した負傷者を搬送する消防隊員とDMAT=29日午前、伊予市双海町高岸

倒壊家屋から救出した負傷者を搬送する消防隊員とDMAT=29日午前、伊予市双海町高岸

 2020年度の愛媛県総合防災訓練が29日、伊予市双海町高岸のふたみ潮風ふれあい公園などを会場に行われ、消防・防災をはじめ関係103機関の約6000人が、大雨と地震による複合災害を想定した被災者救助や避難誘導に取り組んだ。

 

 19年度に続き複合災害を想定し、前日から降り続く大雨のため土砂災害警戒情報や避難勧告が発令される中、伊予灘沖を震源とする大規模地震が発生したとして訓練した。

 

 メイン会場の潮風みどりの広場では、消防本部や陸上自衛隊、県警機動隊の隊員らが土砂に埋もれた車両を掘り起こしたり、倒壊した家屋の屋根を切り開いたりして被災者救助に当たった。医療・県警関係者も連携し、多数の負傷者に治療の優先度をつけるトリアージや検視活動の手順を確かめた。

 

 サブ会場のふたみ農林漁業者トレーニングセンターでは、新型コロナウイルスの感染防止対策を重視した避難所開設訓練が行われた。伊予市や、災害時にカウンターパートとして相互支援する八幡浜、砥部両市町の職員ら約30人が、段ボールベッドやついたてを設置。受付時には問診や非接触型体温計で検温を行い、有症者、濃厚接触者と健常者を振り分けるなど各機関との連携を確認した。

 

 愛媛CATVはローカル5G基地局を設置。災害時の被災状況の把握や救命活動などに必要な情報をより詳細・迅速に得られるよう、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムを活用した訓練映像の伝送デモを行った。5Gは多数同時接続が特徴の一つで、停電でテレビが使えない状況の中でも、避難者のスマートフォンなどへの映像配信などが可能。

 

 ふたみシーサイド公園では、航空自衛隊が海上での救助訓練を行った。

 

 訓練後の講評で、中村時広知事は「災害はいつどこで発生するか分からない。総合的な訓練はめったにできないが、いざというときには必ず役に立つ。それぞれが常に緊張感を持ち、いざというときに活躍いただきたい」と述べた。

 

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