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河野氏、知名度生かし「粛々」/小田氏、若さ前面「日々浸透」

久万高原町長選・終盤情勢 制約下、2者激戦

2020年8月28日(金)(愛媛新聞)

新型コロナウイルス感染予防への配慮から、候補者(右)と「肘タッチ」する有権者=25日午前、久万高原町久万(画像の一部を加工しています)

新型コロナウイルス感染予防への配慮から、候補者(右)と「肘タッチ」する有権者=25日午前、久万高原町久万(画像の一部を加工しています)

 任期満了に伴う久万高原町長選挙は、30日の投開票日まで残り2日となった。再選を目指す現職の河野忠康氏(69)=無所属、上野尻=と新人で前久万中学校長の小田哲志氏(58)=同=が、一騎打ちの激戦を展開している。新型コロナウイルスの感染拡大防止にも気を配りながら、両候補は最終盤に向けて街頭演説などで支持を訴える。

 

 人口減少や少子高齢化の対策をはじめ、基幹産業の農林業振興策、河野町政1期目への評価などが主な争点。住民にとって最も身近な課題で、論戦は終盤に向けて盛り上がりつつある。

 

 河野氏は農林業振興や移住定住促進など1期目施策の継続・深化を掲げる。若手が望む職場の確保や整備中の光回線による高速通信網を活用した町づくりなどに取り組むとし、長年務めた県議経験や現職の知名度を生かして選挙戦を繰り広げている。

 

 中川武志副議長ら町議4人が支援。現職として新型コロナ対応などに追われてきたが、陣営は「時勢を見ながら運動してきた。粛々と選挙運動する」と話す。

 

 小田氏はスピード感と現場重視の攻める行政の実現を訴える。出馬を決意して以降、町内を3巡し知名度の向上や政策の浸透に努めてきた。未来人材の育成や農林業商業の活性化、住民主役の地域づくりなどを訴えており、若さを前面に押し出している。

 

 町議会の滝野志前議長ら議員6人や高野宗城前町長らが応援。陣営は「日ごと有権者に浸透している。計画通り最後までやり切る」と引き締めを図る。

 

 新型コロナの影響で、従来通りの選挙手法が取りにくく、決起大会やミニ集会は中止や規模の縮小を余儀なくされている。対面での握手なども制約されているが、両陣営とも「選挙運動に大きな影響はない」との認識で、最終的な投票率は80%前後になると分析している。4年前の前回は82・38%だった。期日前投票は27日午後5時現在で614人が済ませた。

 

 2010年代に町内で計画が浮上した民間産業廃棄物処分場の建設には、両陣営とも反対の立場を取る。

 

 投票は30日午前7時~午後8時、町内34カ所(面河、美川、柳谷の各地域は午後7時まで)で実施。同午後9時から町役場で開票される。

 

 24日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は7195人(男3361人、女3834人)。

 

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