宇和島の7業者連携
「#鯛たべようBOX」販売
2020年8月22日(土)(愛媛新聞)

宇和島市職員に「#鯛たべようBOX」を手渡す事業者ら(左)=5日午後、市役所

宇和島市職員に「#鯛たべようBOX」を手渡す事業者ら(左)=5日午後、市役所
新型コロナウイルスの影響を受けている養殖マダイの消費喚起に向け、愛媛県宇和島市の7業者が連携し、各社の養殖マダイ加工品を詰め合わせた「#鯛たべようBOX」をインターネットで販売している。官民で展開する「#鯛(たい)たべよう」キャンペーンの一環で、売り上げの一部は市内子ども食堂の運営組織に寄付される。
BOXは2種類あり、常温のAセットはマダイを使ったカレーやおかずみそ、「宇和島鯛めし」のもとなど5点入り。冷蔵冷凍保存のBセットには、レンジで加熱するだけで食べられるマダイ調理品、おにぎりや茶漬けなど6点が入っている。料金はいずれも3240円(送料別)。
今月5日には、注文した市職員への商品受け渡しが市役所であり、事業者らが「おいしく食べてください」と74セットを手渡した。購入した市教育委員会学校教育課の織田美代主任は「地元のいい物を再確認したいと思い注文した。子どもたちにも宇和島のおいしい物を教えたい」とほほ笑んだ。
発売期間は年末までの予定。販売サイトはhttp://www.himenosato.com/