県高校夏季野球大会・南予地区大会
第2日 2回戦【大洲 9-2 川之石】大洲 中盤以降に底力 川之石 リードを守れず
2020年8月3日(月)(愛媛新聞)

【大洲―川之石】7回裏大洲2死一、三塁、植松が右翼線に適時二塁打を放ち7―2と点差を広げる=宇和球場

【大洲―川之石】7回裏大洲2死一、三塁、植松が右翼線に適時二塁打を放ち7―2と点差を広げる=宇和球場
<宇和球場 2回戦(8時57分)>
【評】大洲の打線が中盤以降つながり七回コールド。六回に内野ゴロで同点とし、1死二塁から城本の中前適時打で勝ち越した。七回は新田、古野が連続適時打を放ち、最後は平野の2点タイムリーで試合を決めた。
川之石は六回に井上裕が本盗を決めて追い付き、二宮快の左前打でリードしたが、守りきれなかった。
◆チーム 雰囲気いい◆
【大洲・城本捕手】(六回に勝ち越し打)「守備で自分の判断ミスから失点していたので取り返す気持ちだった。勢いを取り戻す一打になりよかった。(2試合コールドで)雰囲気はいい。次戦も声で負けない野球をする」
◆力入れた走塁発揮◆
【川之石・山本主将】(一時逆転した六回を振り返り)「相手は力のあるチーム。長打は打てなくてもつないで得点しようという意識がつながりを生んだ。3年間走塁に力を入れてきて、川之石らしさを出せた」