県高校夏季野球大会・東予地区大会
第2日 1回戦【新居浜南 3-4 新居浜商】新居浜商がサヨナラ 新居浜南、投手陣乱れる
2020年8月3日(月)(愛媛新聞)

【新居浜商―新居浜南】9回裏新居浜商2死満塁、大西の中前打でサヨナラ勝ちし、歓喜に沸く新居浜商ナイン=西条ひうち球場

【新居浜商―新居浜南】9回裏新居浜商2死満塁、大西の中前打でサヨナラ勝ちし、歓喜に沸く新居浜商ナイン=西条ひうち球場
<西条ひうち球場 1回戦(8時55分)>
【評】勝負どころで一本が出た新居浜商がサヨナラ勝ち。同点で迎えた九回、江口の安打などで2死満塁とし大西の中前打で試合を決めた。投げては先発江口が丁寧に低めを突いて粘り、完投。
新居浜南は六回に足を絡めて得点し、七回は三木康の適時打で一時リードしたが、投手陣が7四死球と乱れリズムをつかめなかった。
◆引っ張らず右打ち◆
【新居浜商・大西選手】(九回にサヨナラ打を放つ)「打つだけだったので気持ちでいった。変化球が緩く、引っ張らずに右打ちを心掛けたのが良かった。次はもっと自分たちの野球ができるよう流れやリズムをつくりたい」
◆学べた夏になった◆
【新居浜南・三木康捕手】(七回に一時勝ち越しの適時二塁打)「打たれても取ったるという思いで打った。ストライクゾーンでいいので全力で思い切り放るようリードした。最後までやりきる大切さを学べた夏になった」