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チャリティーで小劇場を守りたい 

コロナ経営難 松山「シアターねこ」でイベント

2020年7月27日(月)(愛媛新聞)

チャリティーイベントで朗読などを披露する河原パティシエ・医療・観光専門学校の学生ら=26日午後、松山市緑町1丁目

チャリティーイベントで朗読などを披露する河原パティシエ・医療・観光専門学校の学生ら=26日午後、松山市緑町1丁目

新型コロナウイルス対策で、受付で来場者(右)にフェースシールドを配る鈴木美恵子代表=26日午後、松山市緑町1丁目

新型コロナウイルス対策で、受付で来場者(右)にフェースシールドを配る鈴木美恵子代表=26日午後、松山市緑町1丁目

チャリティーイベントで朗読などを披露する河原パティシエ・医療・観光専門学校の学生ら=26日午後、松山市緑町1丁目

チャリティーイベントで朗読などを披露する河原パティシエ・医療・観光専門学校の学生ら=26日午後、松山市緑町1丁目

新型コロナウイルス対策で、受付で来場者(右)にフェースシールドを配る鈴木美恵子代表=26日午後、松山市緑町1丁目

新型コロナウイルス対策で、受付で来場者(右)にフェースシールドを配る鈴木美恵子代表=26日午後、松山市緑町1丁目

 新型コロナウイルス禍で苦しい経営を続けている小劇場「シアターねこ」を支援するチャリティーイベントが26日、松山市緑町1丁目の同劇場であった。市内などから21人が来場。能楽や音楽などを満喫し「ウィズコロナ」時代の文化芸術の在り方を考えた。

 シアターねこは2012年5月、旧和光幼稚園を改装しオープン。最大98席のシアターホールなどを備え、演劇や音楽、ダンス、落語などの発表・活動拠点として親しまれている。

 鈴木美恵子代表(72)によると、貸し館収入を中心に「自転車操業」してきたが、新型コロナ感染拡大の影響で今年3~7月に予定していた公演などが、ほとんど中止や延期になった。「国の持続化給付金などを活用し半年くらいは息をつけるが、厳しい状況に変わりはない」という。

 「愛媛の誇れる民間文化芸術拠点を守りたい」。窮状を知った利用者ら4人が6月、実行委員会を立ち上げチャリティーイベントを企画。出演者にボランティアで協力を呼び掛けた。

 心配は新型コロナ対策。鈴木代表の話では、今回は定員を98席の約36%に当たる35席に制限した。会場を完全に真っ暗にできないが、暗幕で換気扇を覆わないようにするなど換気を優先。舞台と客席の間隔も従来より空け、出演者の控室も3部屋用意した。

 26日は、河原パティシエ・医療・観光専門学校(松山市)声優タレント科の学生ら12人が童話作家小川未明の作品などを朗読。シテ方金剛流の丹原美千代さんと大川磨美さんによる能楽の仕舞、西村大さん(ピアノ奏者)と壮さん(バイオリン奏者)兄弟の共演などもあり、来場者は受付で配られたフェースシールドを着けて見入った。

 趣味の演劇でシアターねこを利用しているという会社員(31)=松山市=は「どの演目も見応えがあり、パワーをもらった。早く自分も舞台で芝居をしたい」。声優タレント科2年の学生(25)は「新型コロナで舞台に立つ機会がなくなり残念だったので、観客の前に立ててうれしい」と喜んだ。

 来場者らから寄付金計約8万5千円を受け取った鈴木代表は「本当にありがたい。へこたれちゃいかんなと思った」と感謝。「今後2週間、関係者の皆さんの健康に問題がなければ、とりあえずは安心できる。これから少しずつ公演が入る予定なので、新型コロナに気をつけながら、生の文化芸術の良さを多くの人に届けたい」と笑顔を見せた。

    ※新型コロナウイルス関連情報はこちら

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