養殖マダイ 応援しタイ
愛媛大食堂に地元産メニュー 愛南町 限定3品好評
2020年7月25日(土)(愛媛新聞)
大学生の皆さんも愛媛名物の養殖マダイはいかが―。愛南町はこのほど、愛媛大の城北、樽味、重信の3キャンパスの食堂で、町産マダイを使った期間限定メニューを販売した。
町水産課によると、町内の養殖マダイは少しずつ出荷できるようになったものの、まだいけすに残っているという。町は魚食の機会が少ない若者においしさを伝えて魅力を発信してもらおうと、水産研究で連携する愛媛大に依頼して販売を企画し、マダイを無償提供した。
メニューは「たいめし」「タイの塩焼き」「愛で鯛(めでたい)弁当」の3品。それぞれ154円、280円、550円と格安に設定し、13日から22日まで1日限定30~75食を販売した。
学生にも好評で、工学部1年の男子学生(18)は「高級魚のタイが学食で食べられるなんて」と驚きながら、おいしそうにたいめしを頬張っていた。