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高校野球愛媛大会 熱戦録

<4>2016年決勝 松山聖陵3―2新田 好投手支えたチーム力

2020年7月25日(土)(愛媛新聞)

【松山聖陵―新田】2失点完投で、優勝に貢献した松山聖陵・アドゥワ=2016年7月28日、坊っちゃんスタジアム

【松山聖陵―新田】2失点完投で、優勝に貢献した松山聖陵・アドゥワ=2016年7月28日、坊っちゃんスタジアム

 好投手・アドゥワ(現・広島)を擁していたが、決して突出した戦力があったわけではない。その証拠にこの大会の松山聖陵はノーシード。大黒柱を安定したバックが支え、「全員野球」で勝ち上がってきた。

 決勝の相手は第3シードの新田。初回、アドゥワがライナーの打球を右肩に受けるアクシデントに見舞われた。苦痛に顔をゆがめたエースは直後にヒットを許し、先制点を献上。しかし、その後のピンチはバックが内野ゴロ併殺を完成させて守り切った。

 直後の二回の攻撃。新居の二塁打、松本の安打で1死一、三塁とし、田頭がレフト前タイムリーを放って追いつくと、2死二、三塁から大村の2点タイムリーで逆転した。

 二回以降もアドゥワは「絶対投げ切る。(打たれても)守りが支えてくれる」とマウンドに立ち続けた。計10安打を浴び、再三走者を背負ったが、低めへの制球を意識して打たせて取り、守備も無失策で支えた。

 1点差で迎えた九回の投球も、アドゥワは落ち着いていた。野手から「打たせてこいよ」と声をかけられてうなずくと、「逃げたら負け」とストレート主体の真っ向勝負。最後の打者を外野フライに仕留め、歓喜の瞬間を迎えた。

 春夏通じて初の甲子園。主将の稲葉は「実力はないが、チーム力で優勝した」と結束力を強調した。荷川取秀明監督も「全員で戦ってきたんだよ」と繰り返し、選手をねぎらった。

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