ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2020
927日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

高校野球愛媛大会 熱戦録

<3>1990年決勝 松山商9―8新田 延長戦 手に汗握る攻防

2020年7月24日(金)(愛媛新聞)

【松山商―新田】松山商11回表1死三塁、亀井が右中間に勝ち越しの二塁打を放つ=1990年7月28日、松山球場

【松山商―新田】松山商11回表1死三塁、亀井が右中間に勝ち越しの二塁打を放つ=1990年7月28日、松山球場

 手に汗握る熱戦とはこうした試合を言うのだろう。2年ぶりの甲子園をめざす「夏将軍」松山商と、この年のセンバツ大会で準優勝した「ミラクル新田」。実力校同士の頂上決戦は、球史に残る名勝負となった。

 試合は序盤で早くも5-5となる打撃戦。中盤以降は一転、投手戦となった。九回を迎えた時には松山商が2点を追う展開。このまま新田に押し切られるかと思われたが、1死二、三塁から釘貫の起死回生の2点タイムリーで同点に追いついた。

 延長十回、今度は松山商が相手内野陣の乱れで1点を勝ち越す。しかしその裏、逆に1死から4連打され、同点となったが、サヨナラとなる走者をセンター松崎の好返球で刺し、絶体絶命のピンチを免れた。

 勝負が決したのは十一回。無死から四球で出塁した釘貫を送り、暴投で三進した後、4番・亀井が右中間を破る決勝の二塁打を放った。

 松山商を率いたのは就任2年目の沢田勝彦監督。新田を指揮した一色俊作監督は高校時代の恩師に当たり、この試合は「師弟対決」でもあった。

 試合後、沢田監督は「選手たちが最後に底力を見せてくれた。選手を信じて素晴らしいゲームができ、本当にうれしく思う」とコメント。一色監督は「きょうの勝敗は“球運”に尽きる。どちらが勝ってもおかしくない内容だった。決勝にふさわしいゲームができて満足だ」と敗戦の弁を述べた。

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。