県準備委設立総会
四国で全国高校総体 県内8競技の開催地を承認
2020年7月16日(木)(愛媛新聞)
2022年夏に四国4県で開催される全国高校総体(インターハイ)に向けた県準備委員会設立総会と第1回総会が15日、松山市堀之内の県立図書館であった。県内は8競技8種目を実施予定で、開催市町を盛り込んだ基本案を承認した。
体操競技と柔道、ハンドボールを松山市、ソフトテニスとボートを今治市、空手道を四国中央市、重量挙げを新居浜市、卓球を宇和島市で行う。使用施設は調整中。計1万人の選手、監督らの参加、延べ約15万人の観戦が見込まれるとした。
準備委の会長は、県教育委員会の田所竜二教育長が就いた。会合では、出席者が熱中症対策のほか、新型コロナウイルスを踏まえ衛生管理の充実を要望。田所会長は「2年後に新型コロナがしっかりと収束しているかは分からない。(熱中症と感染症)対策の両立へ、今夏と来夏で知見を積み重ね、一人も倒れることのない大会にしたい」と述べた。