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2020
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重ねた努力 総決算

県高校総体 代替試合始まる

2020年6月28日(日)(愛媛新聞)

 新型コロナウイルスの影響で中止となった県高校総体の代替行事が27日、県内各地で開かれ、テニスなど4競技で3年生が部活動の総決算に挑んだ。

 テニス、女子ソフトボール、ハンドボールの3競技は3年生引退試合などとして実施。県高校選手権として開催されたカヌーには大洲の3年生4人を含む18人が出場し、カヤックとカナディアンのシングルのみを行った。

 28日は5競技で実施される。

 

テニスの記念試合でプレーする3年生男子ダブルス=空港東第4公園

テニスの記念試合でプレーする3年生男子ダブルス=空港東第4公園

テニスの記念試合でプレーする3年生男子ダブルス=空港東第4公園

テニスの記念試合でプレーする3年生男子ダブルス=空港東第4公園

【テニス】

【「応援への恩返しできた」】

 テニスの「高校3年生記念試合」は中南予会場で開幕。松山市の空港東第4公園であった中予大会には10校から男女約65人が団体戦に出場し、男子はトーナメント、女子はリーグ戦で競った。

 コート外でのマスク着用や試合前後の手指消毒、来場者の検温など感染防止策を講じた。久しぶりにコートに立った選手は、激しい雷雨で2時間弱の中断を挟む厳しいコンディションの中でも懸命にプレー。観客席の後輩らが拍手でもり立てる中、高校最後の大会をかみしめていた。

 全国選抜の切符をつかみながら大会が中止となった新田の土居魁心は「練習不足もあって思うようなプレーはできなかったけれど、応援への恩返しとして勝ててよかった。諦めない精神や団結力は社会に出ても生きると思う」と最後まで結果にこだわった。

 チームが不参加を決めたため、他校チームに交じって単身出場した松山北の天野輝葵は「困った時に支えてくれた親に集大成のプレーを見せられてよかった。父とのテニスボールを使ったキャッチボールで得意になったサーブがきれいに入った。明日からは切り替えて勉強を頑張りたい」と晴れやかな表情だった。

 東予会場は28日に開催する。

 

 

 

 

 

 

女子ソフトボール3年生引退交流試合でプレーする選手ら=砥部町陶街道ゆとり公園

女子ソフトボール3年生引退交流試合でプレーする選手ら=砥部町陶街道ゆとり公園

女子ソフトボール3年生引退交流試合でプレーする選手ら=砥部町陶街道ゆとり公園

女子ソフトボール3年生引退交流試合でプレーする選手ら=砥部町陶街道ゆとり公園

【女子ソフト】

【響く声援 プレー充実】

 砥部町陶街道ゆとり公園などで28日までの2日間、開かれる女子ソフトボールの3年生引退交流試合。10校が参加した初日、選手らはブランクを感じさせない動きを見せ、生還した走者をエアタッチで祝福するなど明るい雰囲気でプレー。ベンチに控えるチームメートらの声援が3年生の花道を盛り上げた。

 限られた日程の中で多くの試合ができるようにと70分区切りの時間制を採用。悪天候を考慮して開始時間を30分繰り上げ午前8時半としたが、約2時間後、無情にも雨脚が強まり、予定していた10試合中2試合が時間を残して終了、6試合は中止となった。

 イニング途中で試合が終わった愛媛大附属の佐藤美和主将は「残念だけど、最後に少しでも試合ができてよかった」。新型コロナウイルスの影響で部活動ができなくなる想像もしなかった経験に触れ「何が起きるか分からないから、後輩には一日一日を大切にして頑張ってほしい」とエールを送った。

 28日は簿記の検定で試合に参加できないため、この日で引退となる松山商の入江一希主将は、大会を開いてくれた関係者に感謝し「県総体で3位以内に入り四国大会に出るという目標をかなえる場がなくなり悔しさはあるが、きょう、ソフトボールができて楽しかった」と充実感を漂わせた。

 

ハンドボールの引退試合でプレーする3年生選手ら=ツインドーム重信

ハンドボールの引退試合でプレーする3年生選手ら=ツインドーム重信

ハンドボールの引退試合でプレーする3年生選手ら=ツインドーム重信

ハンドボールの引退試合でプレーする3年生選手ら=ツインドーム重信

【ハンドボール】

【涙の引退 後輩に感謝】

 ハンドボールの成果発表(引退試合)は東温市などで始まった。練習試合との位置付けで、7月上旬まで行われる予定。ツインドーム重信には4校から3年生を中心に約100人が集まり、熱戦を展開した。

 感染対策として、会場ではベンチ交代ごとの設備消毒のほか、来場者の連絡先把握にも努めた。応援が響く体育館は熱気に包まれ、試合後のミーティングでは3年生が感謝の言葉を後輩にかけながら涙を拭っていた。

 3年生3人で引退試合を迎えた松山東の宮内奏穂は「後輩に支えられ走りきって勝てて悔いはない。自分たちらしく粘り強く、諦めずにミスをカバーし合えた。試合の場に立てたので、気持ちを整理して勉強も頑張りたい」と充実した表情だった。

 3年生10人が一丸となって挑んだ伊予の越智耕太郎は「目標としていた四国総体には出られなかったが、今の状況でベストの終わり方ができた。下の学年がいない分、仲も良く、声を掛け合って楽しくできた。部活での頑張りをこれからは進路実現に向けたい」と前を向いていた。

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