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2020
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山瀬理恵子 アス飯コラム&レシピ紹介

⑪心身バランスアップ伊方産しらす丼 けがの回復へ血流促進

2020年6月27日(土)(愛媛新聞)

 

 アスリートに必要な栄養素を身近な食材でバランスよく取り入れる「アス飯」。提唱者の料理研究家、山瀬理恵子さんが毎月1回、愛媛の農林水産物の産地を訪ね、旬の献立を考案します。11回目はシラスをアレンジ。

 

 アスリートのパフォーマンスアップの鍵を握るオメガ3系脂肪酸。血流をよくして炎症を抑えるため、けがの回復に効果があるだけでなく、細胞の質を高めたり脳の働きを活性化したりする作用は運動機能の向上にも役立ちます。

 カツオやサンマ、アジ、ブリなど青背の魚に含まれますが、イワシの稚魚のしらすは小さくて食べやすく、オメガ3系脂肪酸の優秀な供給源。内臓ごと食べられるのでカルシウムや鉄などのミネラルをふんだんに摂取でき、カルシウムの吸収を促すビタミンD3も一緒に補給できます。ビタミンD3は骨を強化するほか、免疫増強や精神疾患予防、脳神経機能の維持に関する研究が進む注目の栄養素です。

 ここに加えるのは、森の香り成分アルファピネンを含み、消炎や解毒の生薬として利用されるミョウガ、ペリルアルデヒドなどの精油成分の防腐効果で夏の食卓に大いに役立つ緑黄色野菜の大葉、豊富な酵素で活性酸素を無毒化し、辛み成分アリルイソチオシアネートで消化を促してくれる大根、糖質をエネルギーに変えるビタミンB群を含むナメコ。力のある食材を用い、心身を健やかに導くしらす丼の完成です。

 

【材料】(1人分)

 ご飯茶わん1杯▽しらす、ナメコ各50グラム▽大根100グラム▽大葉3枚▽卵、ミョウガ各1個▽すりごま、のり、ネギ適量▽タレ(しょうゆ大さじ2、砂糖、酒各大さじ1、みりん大さじ3)

 

【作り方】

 ①ナメコは熱湯でさっと湯がいて水で洗いざるにあげる。タレの材料を小鍋で少しとろみがつくまで煮て火を止める。

 ②ボウルにしらす、大根おろし、ナメコ、あられ切りのミョウガ、小口切りのネギを入れ、タレの3分の2を加えてざっくり混ぜる。

 ③器にご飯を盛り、②をのせて中央に卵黄を落とす。卵白は周りに流し込む。粗く刻んだ大葉、刻みのり、すりごまをのせ、残りのタレを上から回しかける。

 

【ハーフタイム】

 ついにJリーグの試合が再開します。愛媛FCは徳島との熾烈(しれつ)な四国ダービー。これまで「温存」してきた力を存分に発揮してほしいと祈るばかり。

 自粛期間中、誰もが先の見えない不安との闘いでした。私自身、もしかしたら夫のサッカーはもう見られないかもしれないと思ったことも。サッカーができる環境へと前進し、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。

 新型コロナウイルスに何が何でも負けたくないと、国内や海外のさまざまな研究資料を片っ端から読み続け、気づけばこんなに集中して勉強したのは学生以来でした。知識という財産が得られたことに加え、専門家がこぞって説く「ストレスがいかに免疫力を下げるか」ということが心に深く残ります。スマイルを心掛け、なるようになる精神で乗り越えていきましょう。

 

【やませ・りえこ】

 アスリートのための「アス飯」を考案する料理研究家。夫は愛媛FCの山瀬功治さん。松山市在住。

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