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今治の河北さんが考案

口元はっきり透明マスク 手話通訳者の声受け

2020年6月22日(月)(愛媛新聞)

口元が見える透明マスクをつけた河北万里さん=12日午前、今治市阿方

口元が見える透明マスクをつけた河北万里さん=12日午前、今治市阿方

 新型コロナウイルス対策でマスク着用が広がる中、今治市の女性が口元の見えるナイロン製の透明マスクを製作した。通常の不織布や布のマスクは表情や口の動きを隠し、聴覚障害者とのコミュニケーションが困難になってしまうからだ。「唇が見え、おしゃれで持ち運べるマスクがほしい」という手話通訳者の声を受けて考案した。

 製作したのは河北万里さん(55)=同市阿方。会員制交流サイト(SNS)で手作りの布マスクを販売していた5月上旬、市内の手話通訳者と出会った。

 聴覚障害者とコミュニケーションを取る際、手話とともに口の動きや表情を交えて伝える必要がある。手話通訳者は「病院の付き添いなど感染が怖くて(市販のマスクを)外せない」と悩んでいた。マスクを着けずに透明なフェースシールドを用いれば口元は見えるが、折りたためないため持ち運びに不便。ペットボトルの底を口に当てて代用してみたが、見栄えが悪い。透明マスクを作れないかと相談を受けた。

 河北さんは素材選びや口の動きを封じないデザインに試行錯誤を重ねた。約1カ月間かけてナイロン製透明シートを立体的に加工し、使用者の顔に沿うよう顎部分に調整用のボタンを付ける形にたどり着いた。折りたたむと洋服のポケットにすっぽりと収まるコンパクトさも実現した。

 完成した透明マスク「リップリード」は商標登録と意匠登録を出願中。河北さんは「手話通訳者のみならず、学校や会社の受け付けなどで多くの人に使ってほしい」と願う。

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