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肩を落とすも、レベルアップ誓う

鹿児島国体の年内開催断念 愛媛県内競技者らの反応

2020年6月12日(金)(愛媛新聞)

前回の国体の総合開会式で入場行進する愛媛県選手団=2019年9月28日、茨城県笠松運動公園陸上競技場

前回の国体の総合開会式で入場行進する愛媛県選手団=2019年9月28日、茨城県笠松運動公園陸上競技場

 新型コロナウイルスの影響で鹿児島国体の年内開催の可能性が消えた11日、大会を見据えてきた愛媛県内の競技者らは肩を落とす一方で、来年以降に向けレベルアップを誓った。

 昨年の茨城国体で陸上成年男子110メートル障害を制した野本周成さん(24)=八幡浜市=は「国体はタイムより順位、勝利にこだわる貴重な大会。自分を試せる場をまた一つ失って、やるせない気持ち」と無念さをにじませる。

 春先の合宿ではこれまでになく調子が良く、東京五輪出場を懸けた「勝負の年」にするはずだっただけに、「これだけ大会がないと気持ちを保ち続けるのは難しい。何でもいいのでレースに出たい」と胸中を明かした。

 昨年、アーチェリー少年女子団体で優勝した松山東雲高の舟見舞姫主将(17)も「2連覇を掲げて調整を続けていたのでショック」と吐露。ただ、「高校3年生の最後のインターハイ(全国高校総体)とは違い、国体には次のチャンスがある」と来年の成年の部での出場を目指し気持ちを切り替えた。

 ソフトテニス成年男子の2013年東京大会準優勝メンバーの村上翔平さん(27)=今治市=は国体を「年で一、二を争う大きな大会」と位置付けて練習を積んできたといい「一致団結する魅力もあり、例年楽しみにしていた」と肩を落とした。

 サッカー女子で単独チームとして出場を続ける愛媛FCレディースの赤井秀一監督(38)は「毎年出させてもらっていたので残念」。なでしこリーグのカップ戦を含め試合数が大幅に減少する状況に「若い選手のチャンスが減るので、チーム力の高め方を考えないといけない」と頭を悩ませる。

 ソフトボール成年男子を率いる石村寛さん(44)は、残念だと受け止めながらも「若手を鍛えて数年後に優勝するための、良い準備期間と捉えたい」と話す。

 障害者スポーツは、昨年中止となった茨城大会に続く受難。茨城大会にアーチェリーで出場予定だった大西忠数さん(64)=西条市=は「昨年は台風で今年はコロナ。仕方がないけれど縁がないのかな」と嘆きの声。練習のモチベーションを保つのも難しい状況だが「来年、出場できるように頑張りたい」と力を込めた。

 県スポーツ協会の寺尾和祝事務局長は「正式な通知が来ていないので、現段階では動きようがない」としつつ「各競技団体や県と連携し、県勢の競技力の向上を目指していく方針に変わりはない」とコメントした。

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