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2020
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大阪・感染症弱者 鈴鹿さん 

「大勢の命 守ろうとした」 中止受け入れ 中高生に感謝

2020年6月2日(火)(愛媛新聞)

中高生へ感謝のメッセージを寄せた鈴鹿典子さん

中高生へ感謝のメッセージを寄せた鈴鹿典子さん

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響でスポーツ大会が相次いで中止となる中、大阪府吹田市の医療市民団体スタッフ鈴鹿典子さんから「部活ノート」にメッセージが寄せられた。病気を患い、重篤化や死亡リスクが高い「感染症弱者」の鈴鹿さんは「つらいながらも試合の中止を受け入れようとする皆さんの姿勢にスポーツマンシップを感じている」と感謝している。

 鈴鹿さんは脳疾患など複数の病気を患い、車いすで生活。「肺機能が同世代の健康な人の半分以下」で、新型コロナの感染やその感染源になることに不安な日々を過ごしている。感染予防で公共交通機関の利用を避けているため、一部のかかりつけ病院には3月から通えていないという。

 通院する病院の仲間から、愛媛新聞で部活動に関する意見を募集していると聞き、全国高校総体や夏の甲子園などの大会中止を受け入れようと努める生徒たちに「感謝の気持ちを伝えたい衝動にかられて」メールを送った。

 メッセージでは「気持ちの整理がつかずにいる方や、普段の練習ができず不安な気持ちを抱える人がたくさんいると思う」と中高生らを思いやる。

 予定通りに試合が決行された場合、人の移動や密集で「感染症弱者など大勢の人の命が犠牲になっていたかもしれない」とし、「悔しい思いをして、感染症弱者を含めたみんなの命を守ろうとした方たちが、全国に大勢いたことを忘れない」と心に刻み込んでいる。

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