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2020
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発信!伊予高校生記者

学校完全再開1週間 不安や決意 放送・IT部がリポート

2020年6月2日(火)(愛媛新聞)

 

 

吹奏楽部の下級生と一緒に活動を続ける3年生部員(左の2人)

吹奏楽部の下級生と一緒に活動を続ける3年生部員(左の2人)

吹奏楽部の下級生と一緒に活動を続ける3年生部員(左の2人)

吹奏楽部の下級生と一緒に活動を続ける3年生部員(左の2人)

【高校生活一変 新たな歩みを】

 新型コロナウイルスの影響で、休校が続いていた県内小中高校が完全再開して1週間。伊予高校の高校生記者が休校中の状況や心境、再開後の学校の様子や今後への思いなどをつづった。

 

【部活動 集大成の場失い悔い/授業 友人らと会え希望も】

 新型コロナウイルス感染拡大は高校生活を一変させた。約2カ月半の休校期間中、部活動は停止、スポーツや文化的な大会も軒並み中止となった。5月25日、学校は完全再開された。受験を控えた私たち伊予高3年生は、焦りを感じながらも少しずつ前に進んでいる。

 3月4日からの休校中は不要不急の外出を控え、友人との連絡はスマートフォンで行い、学校から出された課題や自主的な学習に励んだ。受験対策が特に不安だった。

 孤独な勉強を続けたことで自己管理ができるようになった。あまり話さなかった同級生ともSNSでコミュニケーションを取るようになった。

 学校は5月11日から2週間、分散登校。体温の記録やマスクの着用、手洗いやうがいを徹底して実施。クラスの半数で授業を受け、席は互い違いに空けて座る。

 先生はドアの取っ手や階段の手すりなどを消毒。マスクやフェースシールドを付けて授業をするなど感染対策第一で、これまでになかった光景が定着している。

 部活動にも大きな影響が及んでいる。春の全国選抜大会に続き、県総体や高校野球夏の愛媛大会が中止。一部、代替大会が計画されているが、ほとんどの3年生が集大成の舞台を失った。

 野球部や陸上部の3年生は「十分な練習ができていないので、仕方ない」「みんなともっとプレーしたかったし、お世話になった人たちへの恩返しの大会にしたかった。とても悔いが残る」と話していた。

 全日本吹奏楽コンクールに四国で最多の出場回数を誇る吹奏楽部も県大会から中止となり、全国の舞台に立てなくなった。3年の部員は「休校中はオンライン合奏をしたりして頑張っていたので非常に残念。でも大会参加や結果がすべてではない。これからもできる範囲で演奏し、みんなに笑顔や元気を届けたい。部活で培った礼儀や忍耐力を今後の進路実現に生かしていきたい」と打ち明けてくれた。

 今起きているのは歴史的な出来事だ。インターネットでコロナについて調べた時「教科書に載るような貴重な経験。中止や自粛は仕方ない」と肯定的にとらえる意見があったが、簡単にそうは思えない。

 私自身、目標としていた最後のNHK放送コンテストの全国大会がなくなった。釈然としないまま納得せざるを得なくなった友人は多く、理不尽さを味わい、やるせなさを感じ続けている。部活に取り組む友人たちの頑張りを知っていた分、この現状を伝えたいと思い、記事を書くことになった。

 3年生は大学入試改革に振り回された上、コロナ禍で総合型選抜(旧AO入試)に必要とされる部活動実績がなくなった。ただ、学校再開後は担任の先生や友人たちと直接話すことができ、少し希望も見えてきた。失意のままで終わらせず、新しい歩みを踏み出そう。

 

コロナ禍での学校生活などをリポートした伊予高放送・IT部のメンバー

コロナ禍での学校生活などをリポートした伊予高放送・IT部のメンバー

コロナ禍での学校生活などをリポートした伊予高放送・IT部のメンバー

コロナ禍での学校生活などをリポートした伊予高放送・IT部のメンバー

 

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タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動は愛顔(えがお)スポーツ応援アプリ(愛媛新聞ONLINEアプリ)で随時更新。

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