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2020
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感染予防策徹底し練習

愛媛県内の高校部活、喜びの再開

2020年5月26日(火)(愛媛新聞)

感染予防のためマスクと手袋を着用して練習に取り組む松山北卓球部の選手ら=25日、松山市文京町

感染予防のためマスクと手袋を着用して練習に取り組む松山北卓球部の選手ら=25日、松山市文京町

涙を流しながら、3年生へメッセージを送る松山工ソフトボール部の遠藤大輔監督(左)=25日、松山市真砂町

涙を流しながら、3年生へメッセージを送る松山工ソフトボール部の遠藤大輔監督(左)=25日、松山市真砂町

感染予防のためマスクと手袋を着用して練習に取り組む松山北卓球部の選手ら=25日、松山市文京町

感染予防のためマスクと手袋を着用して練習に取り組む松山北卓球部の選手ら=25日、松山市文京町

涙を流しながら、3年生へメッセージを送る松山工ソフトボール部の遠藤大輔監督(左)=25日、松山市真砂町

涙を流しながら、3年生へメッセージを送る松山工ソフトボール部の遠藤大輔監督(左)=25日、松山市真砂町

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う県立学校の臨時休校が解除され、通常授業が始まった25日、高校の部活動も再開。3年生は最後の練習試合や国体に目標を切り替え再スタートを切った。

 県教育委員会では最初の2週間を「コンディショニング期」と位置づけ、状況を確認しながら「対人活動期」(6月7日~)、「通常活動期」(同22日~)への段階的移行を示している。密集や接触を避け、感染予防に配慮した形ながら、各地で仲間との再会に喜びの声が上がった。

 小松サッカー部は、新入生を除く約20人が約1時間、選手間の距離を保ちながらパスなどを練習。集合する際はマスクを装着し、メニューの合間には手指のアルコール消毒も徹底した。

 3年村上蒼織さんは「県総体でプレーしたかったが、仲間とボールを蹴るだけでもうれしいと実感した。(感染の)第2波には来てほしくない」と部活動継続を願った。

 八幡浜工レスリング部も、県教委のガイドラインに従い、接触を避けてランニングなどにとどめた。

 部員は久々の活動に笑顔を見せ、積極的に取り組んでいたが、栗本秀樹監督は「明らかに体力が落ちている。急にやるとけがにつながるから、少しずつにしないと」と話す。高校生は成長も早いが体力の低下も一気に進むため、注意が必要だという。

 3年生は秋の国体開催に最後の望みを懸ける。藤田晃生主将は「大会がなくなった悔しさは今も大きいが、もう一度チームとしてまとまろうと話している。可能なら最後に皆で全国を目指したいし、後輩をサポートするためにも活動は続ける」と気持ちを新たにしていた。

 前年の県総体で5年ぶりの優勝を果たした松山北男子卓球部では、3年生は一部を除いて、6月下旬の練習試合を最後に引退する予定だ。

 チームとして全国高校総合体育大会(インターハイ)での1勝を目標にしてきた隅川銀主将は「練習できないことが一番つらかった。後輩には来年の県総体で団体優勝し、インターハイでリベンジを果たしてほしい」と期待。島田幸真さんも「みんなと久々に練習し、楽しさと懐かしさを感じた。体は思うように動かないが、早く感覚を取り戻したい」。2人は国体県予選を新たな目標に練習を続ける。

 3年連続でインターハイに出場し、「高校日本一」を目標に掲げてきた松山工ソフトボール部。練習前のミーティングで遠藤大輔監督は「3年生は本当によく努力していた。成果を見せる大会がなくなったことがつらい」と涙し、「まだ国体がある。目標を設定し直し、一生懸命に取り組んでほしい」と激励。3年生は「全員での国体選抜メンバー入り」という新たな目標を掲げ、グラウンドへ向かった。

 田島海靖主将は「日本一は松山工として達成したかったが、国体チームに3年生全員が入れるのなら、同じぐらいの価値はある。努力を続けたい」と前を向いた。

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