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新型コロナ

布マスクの効果と使用上注意点 「マスクの品格」著者 大西一成さんに聞く

2020年5月4日(月)(愛媛新聞)

大西一成准教授

大西一成准教授

【適正サイズ選び試着を】

 せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)の吸引や、目・鼻・口の粘膜の接触を通じ感染するとされる新型コロナウイルス。不織布マスクに比べて感染予防・拡大防止効果は劣ると考えられる布製マスクだが、実際はどうだろうか? 使用時に気をつけることは?「マスクの品格」の著者で聖路加国際大公衆衛生大学院(東京)准教授の大西一成さん(41)に聞いた。

 

 ―マスクの性能はフィルター部の粒子の捕集効率と、いかに顔に密着させるかで決まるという。布製マスクの感染予防・拡大防止効果はどの程度あるのか。

 フィルター部の性能と、マスクを着用した状態で粒子を捕集できているかどうかは別の話。マスクと顔の間に隙間があれば、どんなに高性能のフィルターでも粒子は内側に入り込む。市販の不織布マスクでも、ウイルスの侵入を完全に防ぐことは難しい。

 布製マスクは不織布マスクより繊維の隙間が大きく、フィルター部で捕集できるウイルスはかなり限られる。新型コロナウイルスの大きさは約0・1マイクロメートル。ガーゼの目の大きさは約500マイクロメートルでウイルスの約5千倍なので、他者からの感染を防ぐ効果はほとんど期待できない。

 ただ、他人への感染拡大防止という点では、過信は禁物だが、何も着けないよりはましだ。せきやくしゃみをした瞬間、ウイルスの何割かはマスク外に出るが、目に見えるような大きな飛沫をある程度はせき止めてくれる。

 

 ―取り扱いの注意点は。

 一人一人、顔の形や大きさは異なるので、適正サイズのマスクを作ったり選んだりすることが大切。ただ、適正サイズは服と同じで試着してみないと分からない。装着したマスクを両手で覆い、息を吸ったり吐いたりする「ユーザーシールチェック」で、顔とマスクの隙間から息が漏れていないか確認できる。

 マスクを着けるときには、鼻と口をきちんと覆ってほしい。着けることで、ウイルスの付いた手で口や鼻に触る機会を減らすことはできるが、手やマスクにウイルスが付着している恐れがあるので、着けるときと外すときの前後、触った後は必ず手洗いすることも大事だ。

    ※新型コロナウイルス関連情報はこちら

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