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通信環境で差、模索続く

休校の愛媛県内高校でオンライン学習 ICT活用注目

2020年4月28日(火)(愛媛新聞)

 新型コロナウイルスの感染防止策として臨時休校が続く中、県内でも高校を中心に情報通信技術(ICT)を活用したオンライン学習が広がっている。有効な手段として注目される一方、家庭によって通信環境に差があることやアクセスが集中して利用が制限されるといった課題があり、試行錯誤の日々が続いている。

 

ビデオ会議アプリを使って行われた愛光高校の古典の授業=16日、松山市衣山5丁目

ビデオ会議アプリを使って行われた愛光高校の古典の授業=16日、松山市衣山5丁目

ビデオ会議アプリを使って行われた愛光高校の古典の授業=16日、松山市衣山5丁目

ビデオ会議アプリを使って行われた愛光高校の古典の授業=16日、松山市衣山5丁目

 愛光学園(松山市衣山5丁目)ではビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」などを使って対面形式の授業を実現。オンライン授業以外に解説動画の配信や教育支援アプリでの課題配布など、教科の特質に応じて多様な手法を取り入れている。

 中学生は授業で導入しているタブレット端末を、高校生は家庭の端末を使う。休校に入った3月から準備を進め、4月から順次始めた。自宅のWi-Fi(ワイファイ)環境が十分ではない生徒もいるため参加は任意で、休校中の学習内容は夏期休業期間に補う予定という。ICT教育を担当する教諭は「画面を通して瞬時に生徒の反応を見られる」と利点を挙げ「魅力あるコンテンツにして参加率を上げていきたい」と意気込んだ。

 

オンラインで実技科目を試みる松山工業高校の授業=27日、松山市真砂町

オンラインで実技科目を試みる松山工業高校の授業=27日、松山市真砂町

オンラインで実技科目を試みる松山工業高校の授業=27日、松山市真砂町

オンラインで実技科目を試みる松山工業高校の授業=27日、松山市真砂町

 一方、公立では1人1台のタブレット端末を導入している松山工業高校(松山市真砂町)が、いち早くオンライン授業をスタートさせた。学校生活のリズムを崩さないよう午前8時半に健康観察を兼ねたホームルームを始め、毎日50分の授業を3こま実施。実技を伴う工業系の授業も試みる。

 教諭は、安全確認など五感を働かせて学ぶ必要があり、完全に置き換えることはできないとしつつ「(生徒は)教科書を眺めるよりは映像の方が興味が持てるようだ。課題の添削を通して一人一人の苦手な所にも気付けた」と手応えを語る。

 休校が延長されれば、よりオンライン授業が求められる可能性がある。ただ多くの公立学校には十分な通信環境がなく、家庭の端末などに頼らざるを得ない状況。ある公立高の教頭は「生徒全員が参加できない状態では授業のように学習を進めるのは難しい」と悩む。子どもたちが等しく教育の機会を得られるよう現場の模索が続く。

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