県内20人目
内子高校の50代男性教諭が新型コロナに感染
2020年4月4日(土)(愛媛新聞)

内子高校の男性教諭が新型コロナウイルスに感染したことを公表する中村時広知事=4日午後6時ごろ、県庁

内子高校の男性教諭が新型コロナウイルスに感染したことを公表する中村時広知事=4日午後6時ごろ、県庁
愛媛県は4日、伊予郡松前町在住で、内子高校の50代の男性教諭が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で確認された感染者は20人目。県は濃厚接触者の把握を含めた疫学調査や健康観察を実施するとした。陽性と確定する前に部活動の指導に従事しており、同校は始業式や入学式を含め学校再開を2週間後の17日に延期する。
県によると、教諭は3月27~31日に私用で横浜市を訪れ、ホテルに滞在。知人に面会するなどした後、31日に空路で帰県した。松山空港と自宅の間は自家用車やタクシーを利用した。
4月1、2日は出勤し、部活動の指導に従事。3日に出勤したが、発熱のため自宅待機となり、帰国者・接触者相談センターに相談後、医療機関を受診。医師から同センターに相談があり、検体を確保。4日にウイルス検査で陽性と判明した。
※新型コロナウイルス関連情報はこちら