ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2020
67日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

球音再び 地域歓迎

野球女子 念願の練習場 マドンナジュニア愛媛 東温の学校跡地に整備 

2020年4月3日(金)(愛媛新聞)

高齢者ソフトボールチームとの親善試合に臨んだマドンナジュニア愛媛の選手(左から2人目)ら

高齢者ソフトボールチームとの親善試合に臨んだマドンナジュニア愛媛の選手(左から2人目)ら

 女子小学生の軟式野球チーム「マドンナジュニア愛媛」の専用グラウンドが東温市山之内にこのほど完成し、3月29日に記念の親善試合があった。過疎高齢化の進む山あいの地域に野球女子が元気な声を響かせ、はつらつと白球を追いかけた。

 チームは2010年12月に設立され、現在26人が所属。選手は東中南予の各地区から集まるが、決まった練習拠点はなく、各地のグラウンドや学校の校庭を転々としていた。

 落ち着いて練習できる環境をつくろうと、和田博文監督(63)=同市=は旧山之内小学校跡地に着目し、地元住民に相談。了解を得られ、昨年5月から練習を始めるとともに整備に取りかかった。

 保護者らの協力もあり、芝生を植え替え、プロ野球公式戦が行われる球場で使われている赤土を搬入。地元木材を使ったダッグアウトを備えた両翼約65メートル、中堅約80メートルの練習場が出来上がった。

 もともと桜の名所として親しまれていることにちなみ、名称は「チェリーブロッサムボールパーク愛媛」。今春、大洲市新谷小を卒業した女子児童(12)は「自分たちの練習場ができてうれしい。たくさんの人が関わってくれて完成した。大切に使いたい」と感謝した。

 子どもたちが練習に励む姿は、地域の活力にもなっている。山之内区長の山内英彦さん(72)は「10年ほど前は住民でチームをつくり、市の壮年ソフトボール大会に出場していたが、高齢化でそれができなくなっている」とし、球音の再来を歓迎。土日祝日の練習日には、見学に足を運ぶ人も多いという。

 親善試合のあった29日は桜がほぼ満開。住民らは地域の新たな「仲間」の全力プレーを温かく見守り、試合後はねぎらいの拍手を送っていた。

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。