ウオーミングアップ 開幕・再開に向けて
シュート練習 仕上がり上々 FC今治
2020年3月27日(金)(愛媛新聞)

シュート対決で盛り上がるFC今治の選手ら=26日、夢スタ

シュート対決で盛り上がるFC今治の選手ら=26日、夢スタ
新型コロナウイルスの影響でサッカーのJリーグやなでしこリーグの延期が続いている。開幕・再開は早くとも1カ月後。先行きが不透明な中、県内の各チームは練習を続けて選手のコンディションの維持、向上に努めている。
J3のFC今治は26日、夢スタでシュートを中心としたトレーニング。4月下旬のJ3開幕方針の発表を受け、心機一転リフレッシュを図った軽めの調整となった。2チームに分かれてのシュート対決では、人数合わせで加わった工藤コーチがネットを揺らして勝負あり。大勢の選手が駆け寄って喜びを分かち合った。
クロスからボレーシュートの練習では、ワンタッチプレーを得意とするFW桑島が連続ゴールし「状態はめちゃくちゃ良い。今年はポゼッションに積極的に加わり、連係で崩した得点も狙いたい」と得点パターン追加にも自信をのぞかせた。
PK練習ではDF園田がGKの意表を突くチップシュート。園田は「毎週のように練習試合を組んでもらっているので、リーグ戦の感覚はつかめている」と順調な仕上がりを語った。