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国内リレー中止

県内へ聖火つなげて 「1年後走りたい」 仕切り直し走者期待

2020年3月25日(水)(愛媛新聞)

4月22、23日の県内聖火リレーの機運を高めようと掲げられたのぼり=24日午後、県庁

4月22、23日の県内聖火リレーの機運を高めようと掲げられたのぼり=24日午後、県庁

 聖火リレーの中止が決まった24日、愛媛県内の聖火ランナーからは一定の理解を示す声や仕切り直しの要望が上がった。

 

 1984年ロサンゼルス五輪の重量挙げ男子52キロ級の銅メダリスト真鍋和人さん(61)=新居浜市=は「決まったからには、と思って心身の準備をしていたのでとても残念」と嘆いた。

 ロサンゼルスでは聖火は目にしたが、リレーを見ることはできなかった。「リレーは開催国だからこそ見られるもの。聖火を地元で直接見ることで、多くの人が五輪を身近に感じるきっかけになる」と意義を語った。

 90歳の岡武男さん=松野町=は県内最年長。ランナーに選ばれて以降、定期的なランニングを継続し「病気で迷惑をかけてはいけない」とこれまで以上に健康に気を配ってきた。「リレー自体がうやむやにされてしまうのではないかと心配だ」と胸の内を語った。

 2012年ロンドンパラリンピックに出場し、土佐礼子さん(43)=松山市=らとともに走る予定だった井上聡さん(41)=松野町=は「自分はグループランナーの一人だから、リレーがなくなっても仕方がないと受け入れられるが、実際に自分の手にトーチを持ち、走るはずだった人は残念だろう」と話した。「時期などを仕切り直し、当初予定したような形式でリレーできる機会が設けられれば」とランナー仲間を思いやった。

 次世代を担う若年層のランナーからは無念をにじませつつ、前を向く様子がうかがえた。「えひめ愛顔(えがお)のジュニアアスリート」に認定され、バドミントンなどに取り組む川内中2年真木理歩さん(14)は「すごく残念だけど、聖火ランナーに選ばれたことを自信にして、これからの生活につなげたい」と話した。具体的な代替案などまだ分からない点が多い中、「せっかくだから、やれることがあればやってみたい。たとえ1年後でも、走れるのなら走りたい」と願っていた。

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