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新型コロナ

聖火 見えない行方 五輪延期公算 戸惑う県内関係者

2020年3月24日(火)(愛媛新聞)

 延期に向けた流れが加速しつつある東京五輪。国際オリンピック委員会が結論を示すまで最長4週間とあって、「中ぶらりん」の状況に置かれる開催地では23日、困惑や苦悩、理解の声が交錯した。アスリートの思いや人命を、どう尊重するべきか。スタート目前の聖火リレーには一般ランナーの参加をとりやめる案が浮上。大会意義をも問われる決断を、県内をはじめ多くの関係者が見守っている。

 

 愛媛県内での聖火リレーは4月22、23両日、20市町を巡るルートで行われる予定だ。本番が1カ月後に迫る中、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。県内自治体関係者は悪くなる一方の事態と日々刻々変わる状況に気をもみながらも「予定通りの開催に備え、万全な準備を」と最終調整を進めている。

 「組織委から具体的な連絡はまだなく、どのような場合でも対応できるようにするだけ」。見通しが立たない中、県の担当者は手はずを整える。警備計画や運営、式典プログラムの調整は既に最終段階に入り、感染者が多い関西圏での動向を特に注視している。

 松山市の野志克仁市長も23日に「今のところ県の実行委員会からは特に伝えられていない。さまざまな状況を想定しながら準備を進めていきたい」と述べた。

 小中学生の応援参加を計画していた西条市の担当者は状況に理解を示しつつも、応援自粛となれば「山の中を走るルートでランナーは寂しいだろう」とおもんぱかる。

 IOCは最長4週間で結論を出すとしたが、ちょうど4週間後、聖火が愛媛を巡ることになっている。東京五輪そのものの延期が取り沙汰される中、リレーの準備に力を注いできた南予の自治体担当者は浮かない声でこぼした。「これまで(準備に)かけてきた時間や費用を考えると、土壇場での決定はやりきれない。早めに方向性を打ち出してほしい」

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