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新型コロナ Jリーグ再開いつ

愛媛FC、運営に腐心 収入減の影響深刻

2020年3月17日(火)(愛媛新聞)

4月のホーム戦再開に向けて準備を進める愛媛FCの事務局スタッフ=13日午後、松山市三町3丁目

4月のホーム戦再開に向けて準備を進める愛媛FCの事務局スタッフ=13日午後、松山市三町3丁目

 新型コロナウイルスの感染拡大でJリーグが3月いっぱいの公式戦延期を決めたことを受け、愛媛FCも6試合が先延ばしとなった。松山市三町3丁目のクラブ事務局で運営や営業に関わるスタッフは、収入減などの影響に懸念を抱きながらも、試合日程の再調整やホーム戦再開に向けた準備に奔走している。

 

【振り替え調整】

 延期された6試合のうちホームは3試合。本拠地の県総合運動公園ニンジニアスタジアム(松山市上野町)は県の施設で、陸上など一般のスポーツ大会で他の競技団体と共用している。運営担当の石井勘太郎さん(23)によると、水曜開催への振り替えを軸に日程を調整している段階という。

 Jリーグからは3月中に代替日程の見通しが伝えられる予定で、施設の利用状況や芝の生育具合などを勘案しながら早急にスケジュールを確定させたい考えだ。なでしこリーグ1部の愛媛FCレディースもニンスタでのホーム開幕戦が延期となったが、会場変更はせず、トップチームとの同日開催なども視野に調整する方針を示す。

 

【観客の安全は】

 予定通り4月にリーグが再開した際は、Jリーグとプロ野球が連携して設けた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の専門家チームが提言した試合開催の指針に基づき、消毒液配置やマスク着用の呼びかけ、感染者が出た場合に備えた座席の撮影依頼など「観客の安心安全を第一」(石井さん)にホームゲーム運営に当たるとしている。

 一方、集客や営業面では先が読めない状況が続く。3月中はトップとレディースの公式戦に加え、アカデミーやスクールの活動もストップ。主立った収入が得られない状態で「再開のめどがはっきりと立たないのは厳しい」と事業部長の小玉桂造さん(45)。

 延期したホーム3試合が平日開催になった場合は大幅な観客減が予想され、収入は週末開催の半分ほどになるといい、どうカバーするかが課題だ。事務局では、土日の試合で集客増を図るためイベントの企画を進め、ウェブショップでのグッズ販売など「試合に直接関係のない事業からでも、人海戦術で収入を上げていくしかない」と小玉さんは話す。

 

【長期化も覚悟】

 ただ、新型コロナの終息が見通せない状況で「イベントの広報のタイミングも難しい。やるしかないが情報をきちんと届けられなければ意味がなく、ジレンマがある」と明かす。感染拡大は県内経済にも影を落としており、営業部の田村光平さん(33)は「来季以降のスポンサー収入に影響が出る可能性がある」と長期化も覚悟する。

 Jリーグによる中断期間の延長決定にも目立った混乱が見られなかったのは、リーグ側が細かな対応を早急に打ち出し、全クラブと共有していたからだ。「進捗(しんちょく)状況も常に分かり、方向性がはっきりしているので不安はない」と石井さん。「苦しい状況だが、下を向いていても仕方がない。スタッフも選手と同じで1カ月間でしっかりと準備したい」と表情を引き締めた。

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