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愛媛新聞ONLINE

2020
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愛・スポーツ(インタビュー)⑱

松山ジュニアフェンシングクラブ 泉怜邑さん(14)

2020年3月6日(金)(愛媛新聞ONLINE)

 

泉怜邑選手

泉怜邑選手

泉怜邑選手

泉怜邑選手

 フェンシングとの出合いは、まったくの偶然だった。小学3年の終わり、県内のマイナー競技の団体が合同開催したスポーツ体験会に家族と訪れた。愛媛国体(2017年)を前に、各競技団体が若き才能を見いだすタレント発掘に力を入れていた。アーチェリーや柔剣道など、いろいろな競技のブースをのぞいていると、フェンシングのコーチから「身長が高く手足が長いうえ、左利きはフェンシングに有利になる。ぜひ練習に参加してみないか」と熱心に誘われた。最初は乗り気じゃなかったというが、軽い気持ちで1週間後の練習を見学。「中高生の練習試合を見て、動きがめちゃくちゃ早くて格好いい!自分もやってみたい」とそのままクラブに入会した。

 

 

 週1回の練習から、だんだんフェンシングが楽しくなり週3回に増えた。小学6年の時、初の全国大会に出場。全国小学生フェンシング選手権大会でフルーレ9位、エペ3位に入り、海外派遣権利を獲得。オーストラリアに遠征し、コアラ・ミニチャレンジ&フレンドシップチームカップでU-13フルーレ個人戦7位、団体戦準優勝を経験した。

 翌2018年の全国中学生フェンシング選手権大会エペで5位。19年の東かがわ市長杯フェンシング大会チャレンジカップ兼カデ国際大会派遣選考会でエペ5位に入り、2度目の海外派遣権利を獲得。台湾で開かれたアジアン・カデサーキット台北に出場した。「海外の同年代選手と試合をすると、今まで経験したことのない動きをされ、競技の奥深さを知った。自分の技術が通用する部分もあり、足りない部分も感じた」と振り返る。

 フェンシングは、足の裏を含めた全身が有効面となる「エペ」、胴体部を突く「フルーレ」、頭や両腕を含む上半身が有効面で突きだけでなく斬り(カット)もある「サーブル」の3種目がある。泉選手が得意とするのが「エペ」。本場欧州で人気が高く、選手層が厚い種目だ。エペの魅力を「あらゆる攻撃パターンを頭で考え、思った通りにポイントを奪えた瞬間が最高。相手をいかに崩すか、逆に自分が崩されないかを考えるのが楽しい」と語る。

 

 

 練習パートナーを務める県スポーツ専門員の佐々木聖さんは「確実に相手に届く位置取りと、しっかりと突きポイントを取れる臭覚が素晴らしい」と泉選手を評価する。

 今の目標は、来年のJOC(ジュニア・オリンピック・カップ)カデ部門の優勝を掲げる。中学1年から高校1年(13歳以上17歳未満)までが参加でき、今年1月の大会はエペ8位だった。泉選手は「着実にステップアップし、将来は五輪の金メダルを取る」と、その先にある世界の頂点を見据えている。

 

泉怜邑(いずみ・れお)さん 松山市出身。小学6年からフェンシングを始め、2018年の全国中学生フェンシング選手権大会エペで5位。今年のJOC(ジュニア・オリンピック・カップ)フェンシング大会カデ部門エペで8位に入った。雄新中2年。

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