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自宅で自主練に汗

新型肺炎 休校の県内高校、部活制限やむなし

2020年3月5日(木)(愛媛新聞)

運動部が共用する松山北高のトレーニングルーム。臨時休校のため生徒の姿はなく、静けさに包まれていた=4日、松山市文京町

運動部が共用する松山北高のトレーニングルーム。臨時休校のため生徒の姿はなく、静けさに包まれていた=4日、松山市文京町

 新型コロナウイルスの感染拡大防止へ、県内の大半の学校で4日、臨時休校期間に入り、高校の部活動も自粛や時間短縮を余儀なくされている。指導者の一人は「練習の継続は大事だが、健康に影響が出てはいけないので仕方がない」と受け止め、生徒は競技力の維持に向け自主練習に励んでいる。

 

 県教育委員会は2月28日、県立校に出した通知に「部活動等は行わない」と明記。私立校には県私学文書課が2日、休業中の対応に関する通知をメールで送り、「部活動の取り扱いについても留意してほしい」旨を盛り込んだという。

 女子ソフトテニスの強豪今治北の安部光洋監督は「できることをやるしかない」。部員には日ごろの練習でも行っている筋力トレーニングやランニングを自宅でも行うよう指示した。

 松山商硬式野球部も休校を受け4日から活動停止。重沢和史監督は「トレーニングや素振りなど各自でできることをするよう伝えた」。21日からは春季四国大会の東南予地区予選が予定され、県高野連は実施の可否を検討中。重沢監督は「練習をせずに試合に臨んでは、けがをする選手が出る」と危険性を指摘した。

 各競技で今月下旬ごろから順次開催予定だった全国選抜大会は軒並み中止に。団体戦などに出場予定だった津島相撲部の池田比呂己監督は「生徒は残念がっているが、次に向かっていくしかない」。部員は自宅待機しているという。

 重量挙げは、新居浜市内の3校から4選手が出場権を得ていた。新居浜南の浅野泰典監督は「割り切れない思いもあったと思うが『インターハイに向け頑張る』と前を向いてくれた」と明かした。

 3校は校内の練習場を使用できず、器具を使った自主練習は市の施設で行っている。感染予防のため、消毒や換気を徹底しているという。

 一方の私立校は、県立校と若干状況が異なる。新田柔道部は、通常練習は自粛という形を取るが、今週末の試合に出場する選手がいるため、今週いっぱいは自主練習として活動。軽く体を動かす程度にとどめ、長時間密着しての稽古は避けている。

 来週から春休み終了まで寮も閉め、全員を自宅待機させる方針。高橋俊行部長は全国大会中止について「選手はそこを目標にやってきたし、結果は進路にも関わる。口に出すことはないが、つらいと思う」と思いやった。

 近年、全国での実績が華々しい松山城南自転車部は全体練習を中止。寮生活の部員もすでに県内外の自宅に帰らせている。

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