新型コロナウイルス
松山の30代女性感染、愛媛で2人目
2020年3月4日(水)(愛媛新聞)

県内2例目の新型コロナウイルス感染者が確認され、記者会見する中村時広知事(左)と野志克仁松山市長=4日午後3時10分ごろ、県庁

県内2例目の新型コロナウイルス感染者が確認され、記者会見する中村時広知事(左)と野志克仁松山市長=4日午後3時10分ごろ、県庁
新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)が拡大している問題で、愛媛県と松山市は4日、松山市の30代女性会社員の感染を確認したと発表した。県内2例目で、初の発症者。1例目の愛南町の40代女性銀行員と接点はなく、感染源は分かっていない。発症前2週間に県外へ出ていないため県内で感染した可能性がある。市は詳細な行動歴や接触者を調べ、感染源などの特定を急いでいる。判明した濃厚接触者は夫や同僚、医師の計12人程度で、現時点で症状は出ていないが、ウイルス検査を実施する方針。
県と市によると、4日午後、女性会社員を県内の感染症指定医療機関の専用病室に入院させる措置を取った。発熱やせきなどはあるが容体は安定している。
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